富士通、浜松町にクラウド体感・検証施設を開設

富士通は4月23日、東京 浜松町に同社のクラウド技術を体感・検証できる施設「富士通トラステッド・クラウド・スクエア」を4月26日より開設すると発表した。

同施設は、同社の従来の施設「Platform Solution Center」をクラウドコンピューティング環境の普及を想定してリニューアルしたもの。同社のデータセンター型クラウドサービス「オンデマンド仮想システムサービス」やプライベートクラウド構築に必要な仮想化技術などを事前に確認することができる(要事前予約)。

同施設には「PRIMERGY」「PRIMEQUEST」「SPARC Enterprise」「ETERNUS」などのサーバ、ストレージ機器(約300台)に加え、ネットワーク機器やミドルウェア、PCなどが用意される。また、同社のエンジニアのサポートのもと、SaaSアプリケーションの動作やリモート接続などに関して実機での検証が可能となる。

「富士通トラステッド・クラウド・スクエア」の延床面積は3,600平方メートルで、検証ルーム(18室)やセミナールーム(6室)、応接室(8室)、テレプレゼンスルーム(1室)も含まれる。

同社によると、同施設はユーザー向けICT検証システムとしては国内最大規模になるという(2010年4月現在)。