エフセキュアは、同社の企業向けWindowsサーバ用アンチウイルスソフトの新バージョン「エフセキュア アンチウイルス Windows サーバ Ver.9.00」をリリース、販売を開始した。対応OSは、Windows Sever 2003(32/64ビット) / 2008(32/64ビット Server Core含む) / 2008 R2。およびWindows Small Business Server 2003/2008。価格はライセンスに対応する。詳細は以下の通り。

ボリュームランク 初年度 (単価) 次年度 (更新)
1-4台 50,000 25,000
5-9台 40,000 20,000
10-24台 35,000 17,500
25-49台 30,000 15,000
50-99台 22,500 11,250
100-249台 17,500 8,750
250-499台 12,500 6,250
500-999台 10,000 5,000

製品は、Windowsサーバ向けのアンチウイルス/スパイウェアソフトとなる。ウイルス対策、スパイウェア、ルートキット対策などを提供するサーバ用のアンチウイルスソフトとなり、CPUやメモリ使用量を従来製品との比較において30%軽減、スキャン時間の50%短縮、起動時間56%短縮するなどサーバーへの負担を大幅に軽減しているほか、設定画面をブラウザベースに変えることでリモートからの管理やウイルススキャンも容易になった。また今回のバージョンでは、Citrix環境(Citrix XenApp 5.0/Citrix Presentation Server 4.5)もサポートする。

「エフセキュア アンチウイルス Windows サーバ」は、独自開発の複数のスキャンエンジンを搭載し、新種や亜種といった未知のウイルスにもヒューリスティックに対応する。ルートキットにより隠された脅威をユーザーレベルとシステムレベル2つの動作比較から判断する「エフセキュア ブラックライト」機能を持ち、発見されにくいルートキットによる隠蔽を精査する。

エフセキュア アンチウイルス Windows サーバ管理画面

無償で提供される管理ツール「エフセキュア ポリシーマネージャ」を利用することで、導入/設定/運営/管理を効率的に行うことができ、エンドユーザーのセキュリティ設定の変更禁止などセキュリティポリシーを容易におこなえる。

「エフセキュア ポリシーマネージャ」