バックボーン・ソフトウエアは1月27日、ディスク・ベースのリアルタイム・データ保護製品「NetVault FASTRecover」の最新バージョン4.0 をリリースした。同製品では、レプリケーション機能が追加され、ディザスタリカバリ機能が強化されている。
NetVault FASTRecover は、Windows ファイルサーバ、Microsoft Exchange Server、Microsoft SQL Serverのデータ保護に対応している。
今回、新たな分散アーキテクチャの採用により、WANを介して複数のリモートオフィスや支店のデータ保護がシームレスに行えるようになった。具体的には、ローカルのサーバとリモートのサーバ間でリアルタイムにレプリケーションを行うことにより、運用中のデータのコピーを即座にリカバリ可能な形でリモートサイトに保持しておくことが可能だ。
また同製品では、保護したデータを30秒で別の物理サーバもしくは仮想マシンにリカバリすることが可能であり、ダウンタイムを最小限に抑えることができる。
価格は最小構成で48万円からとなっている(初年度保守費用込み、税抜)。