SAPジャパンは9月7日、共同検証施設「COIL Tokyo(Co-Innovation Lab Tokyo)」にて、運用管理ソフトウェア「SAP Solution Manager」と品質管理ソフトウェア「SAP Quality Center by HP」を統合し、アプリケーションライフサイクルでのテスト管理シナリオに関する共同検証プロジェクトを成功裏に完了したと発表した。
同プロジェクトは、SAPと日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)が、IT運用において最大のコスト要因およびリスクとして取り上げられる、テストの実行・管理について、SAPの顧客の運用コスト削減に向け具体的な ソリューションを提供したいという理由から実施された。
SAP Solution Managerは、SAP製品の顧客向けの保守サポート「Enterprise Support」の一環として提供される製品であり、SAPアプリケーションのライフサイクル管理や、SAPと顧客のシステムをつなぐ窓口としての役割を果たす。一方、SAP Quality Center by HPは日本HPがOEM提供しているソフトウェアで、アプリケーションの導入から運用・保守すべての段階において、リスクを低減しながら、テスト管理の効率化と品質管理の向上を可能にする。
今年8月、SAPアプリケーションのライフサイクル管理において重要なテスト管理のシナリオについて、JSUG(SAPジャパン・ユーザー・グループ)から提供された要件を追加した上で、両ソフトウェア間での連携が問題なく行われ、テスト管理の効率化とアプリケーション管理品質向上の検証が終了した。
SAP製品導入後、要件に変更や修正パッチの適用が必要となった際、SAP Solution Managerが修正・変更によって影響が生じる部分を事前に検知し、SAP Quality Center by HP がリスクを低減しながら効率よくテストを行うことで、顧客の負担を軽減し、テスト効率を大幅に向上させ、アプリケーション管理品質の向上が実現される。
9月8日には、COIL Tokyoにおける協業プロジェクトの検証結果を展示するデモコーナーがSAPジャパン本社31Fにオープンし、顧客はここで実際にデモに触れることができる。