日本IBMは、仮想化により複数の業務を1台で行うサーバなど、高いデータ転送能力を求める統合サーバに最適なミッドレンジ・クラスのラックマウント型ディスク装置「IBM System Storage DS5020 Express」を発表した。
この製品はDS4700の後継モデルで、ファイバー・チャネル(FC)やiSCSIなどの複数のインタフェースを同時に活用でき、従来より2倍の帯域幅でデータ転送が可能だという。
最小構成価格は430万3,300円(税別)で、9月4日から出荷が開始される。
FCでは最高速の8Gbpsの転送能力を持ち、8Gbps、4Gbps、2GbpsのFCや1GbpsのiSCSIのインタフェースを同時に活用できるという。
また、自己暗号化機能付きHDDをサポートしているほか、SATA、FCなどのインタフェースのHDDを最大16個搭載できる1ラックの中に混在させることも可能となっている。