富士通は8月21日、ファナックの自己株式の取得に応じ、同社株式を売却したことを発表した。売却株数は1,197万5,900株、売却額は約890億円。これに伴い、富士通は業績予想の修正を行った。

富士通は平成21年7月30日に公表した業績予想の上方修正を発表した。

平成22年3月期第2四半期連結累計期間(平成21年4月1日~平成21年9月30日)については、四半期純利益を、550億円の損失から150億円の黒字に修正した。

平成22年3月期通期(平成21年4月1日~平成22年3月31日)については、当期純利益を250億円の黒字から950億円の黒字に修正した。

富士通の業績予想修正の結果