伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は8月21日、金融機関向けグリッドコンピューティング検証環境「金融 HPC ラボ」を開設すると発表した。今月より稼働開始する。

同ラボ開設にあたっては、インテル、マイクロソフト、日本ヒューレット・パッカード(以下、HP)の3社が協力。CPUに「インテル Xeon 5500番台」、OSに「Windows HPC Server 2008」、サーバにHPのブレードサーバを使用したHPC環境を構築する。

開設当初の検証環境の規模は1000コアに上り、今後順次拡張していく予定。金融商品の時価/リスク計算などの金融パッケージやライブラリ/モジュールを実行する環境として使用され、遠隔地からプログラムの修正や環境設定が可能という特長がある。

金融HPCラボの利用形態イメージ

CTCでは、同ラボでの検証結果をふまえ、来年以降、金融商品の開発に利用できるR&D環境をクラウドサービスとして提供していく考え。金融HPCの売上目標として3年後に15億円という数字を掲げている。