KDEコミュニティは6月2日(現地時間)、UNIX系OS向け統合デスクトップ環境の最新版「KDE 4.2.4」をリリースした。KDE 4.2は、今年1月に最初のリリースが公開されて以来、ほぼ月に1回の割合でバグフィクスなどを実施したアップデートバージョンを公開しており、今回で第4回目となる。
KDE 4.2.4での主な変更点は以下の通り。
- KDE専用ドキュメントビューア「Okular」がPostScriptバックエンド印刷をサポート
- KMailの(大量の)バグフィクス
- KHTMLを搭載したWebブラウザ「Konqueror」
バイナリパッケージおよびソースコードともにKDEのサイトからダウンロード可能。
KDEコミュニティによれば、KDE 4.2系のリリースは、今回の4.2.4の公開をもって最後となる予定。新バージョンのKDE 4.3は7月リリース予定だが、セキュリティやバグ関連の問題が出た場合には「KDE 4.2.5」として公開されることもあり得るという。
