ソフトバンクグループのCOMELは3日、同社が運営するデジタルサイネージ(電子看板)メディア『福岡街メディア』において、福岡県警の防犯情報「ふっけい安心メール」の配信を開始したと発表した。

『福岡街メディア』における「ふっけい安心メール」配信画面イメージ

「福岡街メディア」は、福岡市内の交通機関、コンビニエンスストア、ドラッグストア、大型商業施設などを中心に、主要な生活動線上に設置された500面を超えるデジタルサイネージメディア。一方、福岡県警の「ふっけい安心メール」は、あらかじめ登録したユーザーを対象に、携帯電話やPC向けに防犯情報を配信している。

COMELと福岡県警は3日、福岡市の福岡県警中央警察署管内の唐人町商店街・大手門商店街に設置したデジタルサイネージに対し、ふっけい安心メールの配信を開始。これにより、あらかじめ登録した以外の市民に対しても、地域の犯罪発生情報や解決情報、注意喚起などの防犯情報を、リアルタイムで配信することができるようになる。

COMELと福岡県警では、「順次福岡県内の各警察署エリア内にサービスを拡大していく予定」としている。