日本CAは6月1日、バックアップ&レプリケーションソフトウェアの最新版「CA ARCserve Replication r12.5」の廉価版「CA ARCserve Replication r12.5 for File Server」を発表した。同製品は、CA ARCserve Replication r12.5の機能のうち、データベースのサポートや無停止テスト機能(アシュアード・リカバリ)を省き、ファイルサーバの運用に特化したもの。

CA ARCserve r12.5は、バックアップソフトウェア「CA ARCserve Backup」とレプリケーションソフトウェア「CA ARCserve Replication」「CA ARCserve High Availability」から構成される。

CA ARCserve Backup r12.5には、新機能として「データ・デデュプリケーション(データの重複を排除した形で行うデータバックアップ)」が追加され、また、仮想環境のサポートが拡張されて「Windows Server 2008 Hyper-V」と「VMware」を同一のGUIで管理できるようになった。

出荷は7月1日を予定しており、参考価格は9万8,000円(税抜)。

「CA ARCserve r12.5」の管理画面