GMOメイクショップは1日、ネットショップ構築・運営ASPサービス「MakeShop」において、複数店舗の商品情報・在庫が一元管理できる商品連携機能の提供を開始したと発表した。
GMOメイクショップによると、近年のネットショップ運営の傾向として、ショッピングモールへの出店に加え、独自の本店ショップ(独自ドメインショップ)を運営する複数店舗を展開するケースが増加している。そのため、複数の店舗間で商品在庫の管理が煩雑となっており、管理が一元化できるツールへのニーズが高まっていた。
今回同社では、複数店舗展開されているショップ運営者を支援すべく、ネットショップ専用在庫管理ソフト「おてがる出店」に対応した商品連携機能を開発。これにより、MakeShopを利用するネットショップ運営者は、おてがる出店を導入し、MakeShop側で登録した本店ショップの商品情報や在庫数をショッピングモールなどの支店店舗と連動させることが可能となり、「複数店舗間での商品情報や在庫数の一元管理が容易に実現できる」(同社)。
同機能の仕組みとしては、まずMakeShopの商品管理画面から、運営している独自ショップの商品情報・在庫数のデータをおてがる出店の一括管理ツールに対応したCSVデータに自動変換して抽出。抽出したCSVデータは、おてがる出店の管理画面から登録すると、他ショップ、ショッピングモールに対応したCSVデータへ自動変換して複製される。複製されたCSVデータによって、複数店舗の在庫管理が可能となる。
適用プランは、「ビジネスショッププラン」「プレミアムショッププラン」。商品連携機能の利用には、オプションサービス「WebFTPプラス」の契約が必要で、月額1,000円(税込)となっている。