ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイト「イーキャリア」は5月26日、5月14日~5月18日の5日間にわたって実施した企業の中途採用に関するアンケートの調査結果を発表した。

同アンケートの回答対象は全国の企業の中途社員の採用活動に関わっている人で、有効回答数は400名。

中途採用の活動の意向を1年前と比較する質問に対し、「積極的」(「非常に積極的である」13.3%、「積極的である」13.5%)と回答した人の割合が26.8%だったのに対し、「消極的」(非常に消極的である」19.8%、「消極的である」20.8%)と回答した人の割合は40.6%だった。

正社員の採用活動の変化について(1年前との比較) 資料:イーキャリア

人員の過不足に関する全体の傾向としては、「不足している」(11.6%)、「やや不足している」(19.8%)と回答した割合は合計で31.4%と、前回の46.8%(昨年10月)と比較して15.4ポイントダウンする結果となった。

ポジション別で見た場合、「不足している」(「不足している」「やや不足している」の合計)という回答は、「第二新卒クラス」が34.8%、「一般クラス」が34.3%、「マネージャークラス」が31.3%、「エグゼクティブクラス」が25.3%となっている。

ポジション別の人員の過不足について 資料:イーキャリア

また、今年の採用人数を把握していて、1人以上採用する予定がある採用担当者168名に採用予定人数を聞いたところ、平均は9.1人となった。中途社員1人当たりの採用予算額の平均は47万5,000円だった。