フィルモア・アドバイザリーは13日、グラフ共有サービス『vizoo(ビズー) β版』の提供を開始した。同サービスが持つ多くの経済データを、多彩な切り口とデザイン性の高いグラフで表現できるほか、作成したグラフの共有やブログでの公開も可能となっている。ビジネスシーンでは、独自の情報分析や資料に添えるグラフ作りに役立ちそうだ。

「vizoo」トップページ。グラフ版YouTubeを目指す

vizooは"情報をアートする"をコンセプトとしたグラフ共有サービス。経済データを中心とした各種統計データと、それらを"視覚化"するためのグラフ生成機能および共有プラットフォームを提供する。β版で提供される経済データは、「株価・為替・金利などの市場データに加え、上場企業財務データや主要な経済指標・業界団体統計など」(同社)。こうした数字だけでは分析が難解な情報も、複数のデータを組み合わせるといったさまざまな切り口でグラフ化することで、理解の促進、新たな"気づき"につなげることもできる。

サービスは無料で提供されるほか、高度な機能や広範な経済データを含む有料パッケージサービス「vizoo Pro」を金融機関や教育機関などを対象に提供する予定。

※公開されているグラフの埋め込み例