ソフトバンクBBとマイクロソフトは、サーバ仮想化技術の普及促進を目指して協業していくことで合意したと発表した。今後両社は、主にソフトバンクBBの販売パートナー約5,800社向けに、Hyper-Vおよび仮想環境管理ツール「Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008」をベースとした仮想化ソリューションを提案・導入しやすい環境づくりを行う。

具体的には、ソフトバンクBBは、Exchange Server、Office SharePoint Server、Office Project、Application Virtualization (App-V) などの導入支援を行う「BBSOLコンサルティングサービス」を、4月27日よりHyper-Vを中心とするサービスメニューに追加するほか、社員約200名がマイクロソフト認定資格である「MCAプラットフォーム」取得し、あわせて「Hyper-V 導入アドバイザー」の認定ロゴを取得する。

また、ソフトバンクBBはコンサルティングやシステムインテグレーションを推進するマイクロソフトコンサルティングパートナーとして「Hyper-V認定コンサルタント」を6名育成するほか、「BBSOLコンサルティングサービス」に、「仮想化環境検証サービス」を2009年上半期より提供開始する

一方マイクロソフトはソフトバンクBBおよび販売パートナーに対して、サーバ仮想化技術の無償トレーニングやコンテンツ、技術情報の提供を行うほか、ソフトバンクBBと共同でコンサルティングメニューの開発、必要に応じて共同での営業活動を行うという。