OKIデータは31日、4月1日付けの組織改正および人事異動を発表した。取締役副社長に森丘正彦氏(現非常勤取締役)が新たに就任するのをはじめ、執行役員兼プリンタ事業統括本部副統括本部長に渡辺正一氏、執行役員兼営業統括本部副統括本部長に東潤一郎氏が就任。上記を含む部長級以上の異動総数は31名となっている
コーポレートの組織改正では企画渉外部を廃止し、グローバルな環境戦略の発案および実施を促進するため地球環境部を新設。営業統括本部では営業企画室に企画部を設け、マネジメント力を強化すると同時に、マーケティングと営業教育、販売促進を一括して担っていくという。また、OEM営業本部を廃止し、国内営業本部と海外営業本部に吸収するほか、海外営業本部は先進国市場向けの営業第一部と新興国市場向けの営業第二部に再編。国内営業本部は営業第三部とOEMを担当する営業第五部を新設するとともに、既存組織の統廃合を行い6部体制に再編するとのこと。
このほか、プリンタ事業統括本部ではサプライ事業部を廃止し、事業企画推進室直下にサプライ統括部を設置。生産統括本部ではSCMオペレーション部を廃止し、欧米オペレーション部とAOCオペレーション部を新たに設けるとしている。