西友はこのほど、全国の店舗で使用するカットサラダ商品とカットフルーツ商品の容器を植物由来のポリ乳酸製容器に変更した。同社では関東エリアの店舗で2008年12月より新容器の導入を開始し順次展開していたが、3月16日からは全店の385店舗に拡大。対象となる商品は36品目。

ポリ乳酸製容器に入ったカットフルーツ

カットフルーツ売場(イメージ)

従来採用していた石油由来のプラスチック容器をトウモロコシを原料とした生分解性のポリ乳酸製容器に変更したことで、石油の使用量を削減できるとしている。また、デザイン変更を施し容器の強度を高めたことにより、重量を30%削減できたという。同社では2010年までに、容器を必要とする青果商品の30%に同容器の導入を目指すとのこと。