インターコムは2月16日、流通業界における次世代EDIガイドラインである「流通BMS」に特化したEDIシステム構築パッケージ「Biware JX クライアント 流通BMS」を発表した。価格はソフトのみの場合で14万8,000円(税別)、販売開始は2月25日から。

新製品は流通業界における従来型EDIの主流であるJCA手順と同様のクライアント/サーバ型通信方式を採用するJX手順の通信機能に加え、発注・出荷・受領など流通BMSが規定する8業務14種の業務メッセージのデータ変換機能を収録したEDIシステム構築パッケージ。

JX手順用の通信ソフト「Biware JXクライアント」とデータ変換ソフト(トランスレータ)「Biware EasyExchange(機能限定版)」を同梱、流通BMSへの特化により価格を抑えた。

JX手順の通信機能をミドルウェアとしても利用できるAPI連携機能のサポートにより、業務システムへの組み込みが可能。業務システムや現行EDIシステム(JCA標準)など既存システムとのデータ連携にも対応する。集配信の自動運用が可能なスケジュール実行やネットワーク上の遠隔PCからの実行管理など、運用管理機能を備える。

Biware JXのクライアント画面

Biware EasyExchangeの画面

製品別の価格は以下の通り。

製品名 価格(税別)
ソフトウェア+年間サポートサービス 17万200円
ソフトウェアのみ 14万8,000円
サポートサービスのみ 2万3,200円