ShareFire』(以前の名前は「Apprise」)はオンライン/オフライン両方で使うことができるAIR製の高機能RSSリーダです。ニュースサイトやブログなどのRSSフィードを登録しておき、最新の記事が掲載されると、「ShareFire」が対象のページを自動的に取り込んでくれます。

ユーザーは特に手を加える必要はなく、オンライン環境であれば新着の記事をリアルタイムで閲覧できるので、常に確認しておきたいサイトは「ShareFire」を使ってRSSフィードを登録しておくと非常に便利です。オンライン中に蓄積した情報を、オフライン時にデスクトップ上でじっくりと読んでいくという使い方ができるため、最新情報の追跡以外にも、自分の興味のあるトピックを気ままに探す、ということもできるでしょう。

「ShareFire」の基本画面。画面左側でフィードのタイトルやトピックの一覧、新しいフォルダを作成しカテゴリ分けができる

RSSフィードの取り込みは画面上部の「フィードの追加」ボタンを押して、URLを入力し「追加」ボタンを押す。すると画面左側のフィード欄に、設定したフィードの一覧が表示される

フィードを選択すると「投稿タイトル」欄に記事が表示される。タイトルをクリックすると対象のサイトが画面下部にブラウジングされる。画面上部の「すべてを更新」ボタンを押すと、登録したサイトの更新が行われ、最新記事が表示される

「ShareFire」はRSSリーダとしての機能を備えるだけではなく、TwitterやAIMなどのメッセンジャーにURLとメッセージを送信でき、自分が興味を持った情報を簡単に他のユーザーと共有することもできます。画像を見ればわかるとおり海外製のアプリケーションですが、一部は日本語化されているので英語が苦手な方でもスムーズに使うことができるでしょう。

(森 哲/デジカル)

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