NetBeans IDE

NetBeansは2008年11月19日(米国時間)にリリースされたNetBeans IDE 6.5でWebアプリケーション開発向け統合環境としての色合いを一層強めた。Java以外のスクリプト言語をサポートし、Webアプリ開発に必要な各種機能を提供するようになった。

NetBeans.org Dosc & Support, Creating an Ajax Application with Script.aculo.usにおいて、サーバサイドはJPAでページネーションを実装し、クライアントの処理にはScript.aculo.usを使う場合の手順がチュートリアルとしてまとめられている。説明によればチュートリアルにそった作業は30分ほどで完了する。

手順は大まかにとらえて次のとおり。

  1. 新規プロジェクトの作成
  2. データベースの設定とSQLエディタの活用
  3. JPAエンティティクラスの作成
  4. Persistence Unitの設定
  5. Servletの作成
  6. Script.aculo.usライブラリをプロジェクトへ追加
  7. アプリケーションの実行

NetBeans IDE 6.5が提供するWebアプリケーション開発機能がどういったものか知るうえで興味深いチュートリアルだ。