NTTデータは、米Splunk社のログ管理ツールSplunk(スプランク)の国内初の販売代理店として、1月より販売を開始すると発表した。

Splunkはシステムが出力するログ、設定、スクリプトやコードなどを独自の技術により検索・分析するツール。システムが出力するログやエラーメッセージなどあらゆる種類のデータを取り込み、さまざまな検索や分析が可能で、複数システムのデータを横断的に管理したり、レポーティング機能の活用により簡易にレポートが作成できる。

1日あたりのデータ量が500MBに制限されるフリー版と、1日あたりのデータ量がテラバイトに拡張され、機能拡張やサポートが加わるEnterprise版がある。Enterprise版の価格は現在のところ未定。

ログデータで日本語を扱うことはできるものの、現在表示の一部に不具合があるという。ただ、これは、今年度中に改善される予定で、今後マニュアル等も順次日本語化していくという。

NTTデータでは、今後、ライセンス販売のほか、同社の手がける既存の大規模システムへの適用、当社の既存のサービスと組合せて提供していくことで、2010年度末までに国内のログ管理ソリューション市場の10%のシェア獲得を目指すという。