米Arista Networksは10月23日 (現地時間)、Sun Microsystemsの共同創設者であるAndreas Bechtolsheim氏の会長兼CDO(Chief Development Officer)就任を発表した。またCisco SystemsのシニアバイスプレジデントだったJayshree Ullal氏が社長兼CEO(Chief Executive Officer)に就いた。Aristaは大規模なデータセンターおよびコンピューティング環境向けのクラウドネットワーキング・ソリューションを提供している。

Bechtolsheim氏は1982年にScott McNealy氏、Vinod Khosla氏、Bill Joy氏らと共にSun Microsystemsを創設、同社の社員番号"1番"を持つ。95年にSunを離れて、1Gbpsのネットワーキング技術を手がけるGranite Systemsを設立。GraniteがCiscoに買収された後、Opteronサーバを開発するKealia設立に参画し、SunによるKealia買収を経て、2004年にシステムグループ担当のチーフアーキテクトとしてSunに復帰した。同氏は設立前のGoogleの価値を認め、資金援助したことでも知られる。

Arista会長兼CDO就任にあたって、「新時代のクラウドコンピューティングには、キャパシティ、レイテンシ、費用対性能において、既存のエンタープライズ向けネットワークソリューションを上回る根本的な向上が求められる」とコメントしている。