Google 検索

SitePoint, For the Best SEO, Google Says Think TextにおいてGoogleのSearch Evangelist, Adam Lasnik氏が検索エンジンを使ったアクセサビリティやFlash検索について語った動画が紹介されている。同氏は同動画のなかで、アクセサビリティについて考えるのであればテキストを考えることだと説明している。

Google検索の主要機能はページランキングとテキスト分析だ。基本となる仕組み以外の細かいアルゴリズム詳細は明らかにされていないが、Google検索では対象となるドキュメントを分析してより適切な検索結果が得られるように毎日改良され続けている。こうしたGoogle検索の機能を活用するには、なによりも掲載するテキストについて考えることがもっとも重要だとAdam Lasnik氏は説明している。

インターネットにアクセスするブラウザは多様だ。ソフトウェアのバージョンが違えばOSも違う。アクセスするデバイスもPCに限らず携帯やiPhoneなど多種多様だ。こうしたさまざまな接続に対してアクセサビリティを高めるにはテキストを使うことが欠かせないという側面もある。リッチコンテンツが増えているとはいえインターネットの主要なコミュニケーション主題はテキストでありつづけている。

Googleはテキスト以外のコンテンツについても検索できるよう取り組みを続けている。Adobe Systemsと協力してFlashコンテンツに対しても検索を実施できるように機能を拡張したほか、限定された取り組みだが動画の音声データをテキストに書き出し検索の対象とする取り組みや、画像そのものも検索するように取り組みを続けている。しかしながら依然として重要でありつづけているのはテキストだ。

検索エンジンのランキングを上昇させるためのSEOテクニックはいくつもあるが、検索エンジン側もより適切な検索が実施できるように改良を繰り返している。テキストそのものの内容について熟考するのが本来的なSEOの姿といえるかもしれない。