日本IBMはユーザーのバックアップデータをネット経由で保管する「IBM インフォーメーション・プロテクション・サービス リモート・データ保護 」サービスを8月1日から開始すると発表した。

このサービスは、ユーザーのパソコンやサーバのデータをネット経由で同社のデータセンター内で保管するというもの。このサービスを利用するにあたり、ユーザーは、自身のパソコンやサーバ内に専用のソフトをインストールして利用する。このソフトでは、データを暗号化するともに、ユーザーの設定した頻度で差分だけを自動的にバックアップするように設定することも可能だ。

料金は、データ量と期間により決定され、データ量はユーザーごとではなく、すべてのユーザーの合算により課金される。期間は、いつまで遡ってリストアできるかによって、以下の4パターンが用意されている。

  • 「1週間前までの日々のデータを保管」
  • 「30日前までの日々のデータを保管」
  • 「8日前までの日々のデータ+当月の週単位のデータ+前月から3カ月前の月ごとのデータ」
  • 「30日前までの日々のデータ+当月の週単位のデータ+前月から11カ月前の月ごとのデータ」

最短の1週間前までの日々のデータを、1GB保管した場合は月額950円となる。

リストアについても専用ソフトから、ファイル単位での復元が可能だという。