松下グループの法人、官公庁向けシステムインテグレーション(SI)などを事業内容とする新会社、「パナソニック システムソリューションズ ジャパン」が1日発足した。

これは、松下電器産業の社内カンパニーで大手法人を担当するパナソニック システムソリューションズの大手法人向け営業部門、グループ企業で再販、地域法人向け営業を担当するパナソニックSSマーケティング、および施行、保守事業を担当するパナソニックSSエンジニアリングの3社を統合したもの。

従来、旧3社がそれぞれ展開してきた法人、官公庁向けの販売、SI、施工、保守メンテナンス、運用サービスなどの事業は新会社に移管する。

新会社では、監視・防犯カメラシステムやデジタル監視記録システムなどセキュリティ分野、プラズマディスプレイシステム、デジタルサイネージ(映像・情報配信)システムなど業務用AV分野、POSシステムや在庫管理など物流分野、インターネットデータセンター(IDC)利用サービスなどを柱としていく。

全国77拠点と3,500社のビジネスパートナーを通じてトータルソリューションをワンストップで提供することを目指し、「お客様への貢献でオンリーワン」の存在を目指すという。

新会社の概要は以下の通り。

会社名 : パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社
 (英文表記: Panasonic System Solutions Japan Co., Ltd.)
代表取締役社長: 岩佐 次夫
設立年月日: 2008年4月1日
従業員数: 約3,300名(単独)
資本金: 3億5,000万円 (松下電器産業の100%出資)
事業規模: 約3,000億円(2008年度見込み)
事業内容: システム製品の販売、システムインテグレーション(SI)、施工、保守メンテナンス、運用サービス等