アライドテレシスは、レイヤー2ギガビットイーサネット スイッチ「CentreCOM GS908SS/GS916SS/GS924SS」と、レイヤー3ファーストイーサネット スイッチ「CentreCOM 8724SL V2」を新たに発売し、本日より出荷すると発表した。
まずCentreCOM GS908SS/GS916SS/GS924SSは、セキュリティおよび運用管理機能を強化したデスクトップ向けのセキュアスマートスイッチ。10/100/1000BASE-Tポートをそれぞれ8/16/24ポート装備し、GS916SS/GS924SSは2ポートがSFP(mini-GBIC)スロットとの共用ポートで、オプションのSFPモジュールの追加によりギガビット光ポートの実装が可能。
セキュリティ機能では、MACアドレスフィルタリングやIEEE 802.1X認証機能を持ち、認証モードはSingle Host/Multiple Host/Multiple Authenticationに対応し、LANにおけるユーザー認証が可能。認証方式はMD5/TLS/TTLS/PEAPに対応し、付加機能としてIEEE 802.1XダイナミックVLANをサポートする。
運用管理機能では、接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、設定した動作(ポートディセーブルなど)を自動実行するループガード機能を搭載、ループ検出したポート番号をログで管理者に通知する。
また、リンクダウン中のポートの消費電力を制限することにより、GS924SSで最大21%の省エネを実現したという(同社測定値による)。
価格は、GS908SSが5万4,800円、GS916SSが8万9,800円、GS924SSが11万8,000円(いずれも税別)となっている。
一方、「CentreCOM 8724SL V2」は、10BASE-T/100BASE-TXポートを24ポート装備し、高さを1Uサイズに抑えたレイヤー3ファーストイーサネットスイッチ。標準のポート以外にGBICスロットを2つ装備し、増設ポートとして1000BASE-T、1000BASE-SX/LX、1000M SMF(90km)を実装することが可能。
機能面では、IPスイッチングをハードウェアで実現するほか、スタティックルーティングおよびRIPv1/v2、OSPFのダイナミックルーティングに対応している。IPフィルタは、ハードウェア/ソフトウェアの2種類をサポートし、ハードウェアIPフィルタは送信元/宛先IPアドレス、プロトコル、ポートなどの指定ができ、パケットの破棄、転送処理をワイヤースピードで実現する。
そのほか、IEEE 802.1Q準拠のタグVLANとポートベースVLAN、マルチプルVLAN、IEEE 802.1X認証機能を持つ。認証モードはSingle Host/Multiple Host/Multiple Authenticationに対応し、認証方式はMD5/OTP/TLS/TTLS/PEAPをサポートする。
また、オプションのフィーチャーライセンスによりファイアウォール、IPv6等の機能を追加することができる。
価格は19万8,000円(税別)となっている。