NPO法人MOSAが、「Multi OS on Mac」な開発者支援に向け、無料セミナーを開催する。テーマは「Microsoft Silverlightセミナー~その概要と開発手法~」。Webブラウザプラグイン技術「Silverlight」は、インタラクティブなコンテンツや動画、音声の配信を可能にするもので、昨年9月に最初のバージョンとなるSilverlight 1.0がリリースされた。

Silverlightはマルチプラットフォームな技術であり、再生環境はWindowsだけでなく、Linux、Mac OSにも対応。バーション1.0リリースの2カ月後、Windows Media形式での動画配信サービスしか提供していなかったUSEN「GyaO」が、Silverlightの採用を発表し脚光を集めている。今のところ映画の予告編のみだが、もちろんMac OSからも視聴が可能で、同社によれば、「DRM(デジタル著作権保護)機能を搭載するバージョン1.1を待ち、本格的にシルバーライトへの移行を進める予定」だという。

今回、セミナーの第1部の講師を務めるマイクロソフトの春日井良隆氏は、「Silverlightの開発環境はWindowsのみですが、だからといってMac開発者が蚊帳の外かといえば、そんなことはありません。動画、音声、あるいはインタラクティブなコンテンツは、1つのOSプラットフォーム内だけで出来上がるものではなく、それぞれの得意とする環境があってこそです。例えばそれらをシームレスにつなげるソリューションの開発などは、Mac開発者にとっても魅力的ではないでしょうか」と話している。

セミナー参加申し込みの受付は現在、MOSAのホームページで行われている。

MOSA主催無料法人セミナー「Microsoft Silverlightセミナー~その概要と開発手法~」
日時 2008年2月26日(火)13:30~16:30
会場 株式会社毎日コミュニケーションズ 新宿オフィス 「新宿マイナビルームE」 〒163-1514 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー14F(JR・丸ノ内線 新宿駅徒歩約3分)
主催 特定非営利活動法人MOSA
協力 マイクロソフト株式会社、マイクロソフトディベロップメント株式会社、株式会社毎日コミュニケーションズ
定員 80名
対象者 Silverlightにご興味をお持ちのMacintosh開発者、Webデザイナー、企業のWeb担当者など