主要開発者であるValerio Proietti氏は16日(米国時間)、次期MooToolsのリリースへ向けた2つめのベータ版となるMooTools 1.2 Beta 2を公開した。MooToolsはJavaScriptで開発された軽量のAjaxライブラリ。

1.2 Beta 2では最初のベータ版と比較してバグ修正と機能の改善が実施されている。1.2は新しい機能の追加と充実したドキュメントの提供が目玉になるとみられている。1.2で新しく追加される機能としては"Element Accessors"が注目どころだ。同機能を使うと要素やその属性の扱いが簡単になる。ドキュメントの充実は開発の手間を大きく削減することになる。

ほかのJavaScript Ajaxフレームワークと比較すると若干注目度が劣るMooToolsだが、クールな動作やUIには根強いファンも多い。1.2は久しぶりのアップデートとなる。MooToolsファンは同リリースに注目しておきたい。