米IBMは11月28日(現地時間)、BI/データウェアハウス(DWH)環境を効率的に管理する新製品「DB2 Warehouse Performance Management Suite」を発表した。

同製品は10月中旬にリリースされたDB2 Warehouse 9.5のExtreme Workload Management機能を利用しており、企業内のデータを情報ライフサイクル管理(ILM)の観点から包括的に監視/管理することでBI/DWHのパフォーマンスを上げ、肥大化するデータの管理を容易にする。また機能の実現にあたって米Appfluent Technologyと提携しており、同社のパフォーマンス監視やワークロード分析のソフトウェア技術と、IBM自身のパフォーマンス最適化技術を組み合わせている。

「新製品のPerformance Management Suiteにより、IBMの"Dynamic Warehousing"イニシアチブの大幅な拡張を行い、ユーザーの持つデータウェアハウスのパフォーマンスを最大化するための業界で最も包括的なツールの提供が可能になる。新製品で提供される機能群により、IBMの顧客は自身のBIやデータウェアハウス環境をより良く管理するための比類なき視点を得ることができるだろう」と米IBMデータサービス部門バイスプレジデントのArvind Krishna氏はコメントしている。