The Java Open Single Sign-On Projectは10日(アルゼンチン時間)、JOSSOの最新版となる「JOSSO 1.6」を公開したことを発表した。JOSSOはJava EEベースのシングルサインオンインフラストラクチャ。プラットフォームニュートラルな認証および承認機能を実現する。プロダクトはThe BSD Licenseのもとで提供されている。
JOSSO 1.6の最大の特徴はSpring Framework 2.0のフルサポートが追加されたことだ。また後方互換性を実現したままSpring XML設定フォーマットを使ったSSO Beans定義機能の追加、権限付与やアクセス制御にAcegiを統合、Acegiに対するSSO機能の実現、Springを使ったJMX管理インフラストラクチャの実現がある。またJBoss 4.2/4.2.1およびJakarta Tomcat 6との互換性が実現されている。
1.5を使っている場合にアップグレードする強い理由はないが、バグ修正も実施されているためバグが気になる場合には1.6へのアップグレードを検討するといいだろう。