日本ヒューレット・パッカードは11日、ブレード用のエンクロージャに統合管理ソフトウェア「HP Insight Control Environment for BladeSystem」(ICE)をバンドルした「HP BladeSystem c3000エンクロージャ ICEバンドルモデル」と「(同)c7000エンクロージャ ICEバンドルモデル」を来月中旬より発売すると発表した。

今回発表になった製品は、同社の既存製品である「HP BladeSystem c3000エンクロージャ」と「(同)c7000エンクロージャ」にICEをバンドルしたもの。c3000は最大8台、c7000は最大16台のブレードを格納できる。なお、これらの製品は同社が「第3世代ブレード」と位置付けている「HP BladeSystem c-Class」に対応している。

「HP BladeSystem c3000エンクロージャ」(上)と「(同)c7000エンクロージャ」(下)の外観

エンクロージャにバンドルされるICEは、複数台のサーバの管理や、電源管理、デプロイメント、性能管理、パッチの更新管理、仮想サーバと物理サーバの統合管理などの機能を備えたソフトウェアパッケージである。

価格は、8ライセンスのICEが付属する「HP BladeSystem c3000エンクロージャ ICEバンドルモデル」は91万2,240円、16ライセンスのICEが付属する「(同)c7000エンクロージャ ICEバンドルモデル」は144万6,480円。