Trolltechは18日(ノルウェー時間)、Linuxベース携帯電話向けのアプリケーションプラットフォーム/ユーザインタフェースである「Qtopia Phone Edition」をNeo向けに移植したことを発表した。同エディションはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2のもとでオープンソースソフトウェアとして提供される。この発表によって同社はNeo1973をQtopia開発におけるオープンハードウェアプラットフォームとして追加したことになる。
同社が移植した機種はFIC/OpenMokoから提供されている携帯電話Neo1973。Neo1973はFICの提供しているハードウェアとOpenMokoによって提供されているソフトウェアで構成されたオープンプラットフォーム携帯電話。今回発表されたQtopia Phone EditionはNeo1973に対して移植されたのもで、GPLv2で提供されているほか、商用開発向けのライセンスも用意されており、デュアルライセンスでの提供となっている。
Qtopia Phone Editionがデュアルライセンスのもとで提供されたことで、これまで主に商用ライセンスで提供されてきた同プラットフォーム向けのコンポーネントに、他の選択肢としてオープンソースソフトウェアコンポーネントという選択肢が登場したことになる。