NECインフロンティアは9日、同社グループの環境経営活動結果をまとめた「環境報告書2007」の発行を、ニュースリリースで発表。前年と同じく、環境に配慮し冊子を作成することなく、電子データのみで発行した。この取り組みは同社が重視し進めているCO2排出量削減のモデルケースであり、2006年は120kgのCO2削減を実現したという。

この報告書は、同社Webサイトで公開しており、日本語版と英語版、さらに、それぞれをPDF形式と、前年度好評であったWEB-BOOK方式の4つのバージョンで展開している。

WEB-BOOK方式は、Flashで作成されており、付箋や自動ページめくりなどの機能がついて、また、メモなどを書き込めるようにもなっている。PC上で冊子をめくるような感覚で、表紙から、裏表紙まで含めて34ページからなる報告書でもストレスを感じることなく読むことができる。

NECインフロンティアは、「この報告書を通じ、当社がいかに地球環境と企業の持続的な発展を考え、活動しているかを知っていただきたい。また、今後も、循環型社会の実現に貢献していきたい」としている。