米GoogleがGoogle Labsで提供している検索動向の分析サービス「Google Trends」に「Hot Trends」というレポート機能を追加した。検索キーワードの最新トップ100がリストされるほか、日付を指定して過去のトップ100を確認できる。

Google Trendsでユーザーは、入力した特定のキーワードに関する検索動向をリサーチできる。例えば、「playstation 3, wii」と入力すると、PlayStation 3とWiiが検索された回数の変化を過去にさかのぼって比較できる。これに対してHot Trendsは、Googleが毎月発表している検索ランキングのGoogle Zeitgeistに近い。Google News、ブログ検索、Web検索などをベースに検索キーワードのランキングを作成。1日に数回アップデートされるため、1カ月単位のZeitgeistには現れない瞬間的なトレンドを知ることができる。例えば、5月15日には「i who have nothing」という不可解な検索クエリが2位になっている。これをクリックすると、検索ボリュームを示すグラフが米東海岸時間の午後8時から3時間ぐらいに集中している。さらに関連するブログポストやWeb検索の結果をチェックすると、テレビ番組のAmerican Idolでコンテスタントの1人が、その日に歌った曲名であることが分かる。

最新のトップ100のほか、日付を指定して過去のトップ100を確認できる

トップ100の各キーワードをクリックすると、関連キーワード、ピーク時間、トップ地域、グラフ、ニュース記事、ブログ記事、Web検索結果などが表示される