OASISは11日(米国時間)、SOAアプリケーション開発の簡素化を検討する新セクションとして「Open Composite Services Architecture(Open CSA) Member Section」を設立したと発表した。新セクションは、「Service Data Objects(SDO)」と「Service Component Architecture(SCA)」の2仕様の普及を目的とし、両仕様およびその関連する仕様を監督する役割を担う。

SDO/SCAは18のソフトウェアベンダから構成される団体「Open SOA Collaboration」によって策定された仕様。同仕様は3月27日(米国時間)よりOASISへと標準化の場を移している。今回の発表は、同仕様の標準化移管を受けて、OASISが実質的な動きを見せたことに等しい。今後の標準化策定に注目したい。