Mandrivaは5日(フランス時間)、Mandriva Flashの最新版となる「Mandriva Flash 4GB版」を発表した。Mandriva Flashは、Mandriva LinuxディストリビューションをプレインストールしたUSBフラッシュメモリ。同フラッシュメモリからデスクトップLinuxを起動できる。OSはMandriva Linux 2007 KDE 32-bitで、インストールされているアプリケーションはKDE 3.5.4、Firefox 1.5.0.10、OpenOffice.org 2.0.4、The Gimp 2.3.10、Real Player 10.0.8.805、Flash Player 9.0.31.0など。
Mandrivaは前プロダクトとなる「Mandriva Flash 2GB版」を2006年12月6日(フランス時間)にリリースしていた。同版は、販売をはじめてから2週間で売り切れたという。4GB版は2GB版のリリース後によせられた意見を反映させて開発したもの。
Mandriva Flash 4GB版を実行するには、USBフラッシュメモリからシステムを起動できる環境が必要。4GBの内訳は起動時に設定できるようになっており、例えば3GBをシステム領域、残りの1GBをデータ領域に割り当てるといった使い方ができる。