太陽光発電パネル企業おすすめ10社をランキング!選び方も解説◆専門家監修

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エコなエネルギーとして活用できる太陽光発電が気になっている人は、どこの企業のものを選べばいいのか頭を悩ませているのではないでしょうか?

太陽光パネルを設置するするなら、戸建て住宅やビルの屋上など、それぞれのケースに合わせたものを選ぶ必要がありますが、数多くの企業が製品を出しており、その特徴や強みも様々なため、ポイントを抑えて比較・検討することが大切です。

本記事では太陽光発電パネルで人気のおすすめ企業をランキング形式で紹介します。あわせて選び方のポイントも紹介するので、ぜひエコエネルギー導入にお役立てください。

 

\太陽光発電を検討するなら/
  • 太陽光発電に興味があるなら、まずはどれくらいの費用がかかるか調べるのがおすすめ!
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太陽光発電一括見積りサイト利用者が選んだおすすめサービスTOP3

紹介するランキングは、太陽光発電メーカーの利用者に向けておこなったアンケート結果を集計し、マイナビ編集部が独自のロジックで作成したものです。(クラウドワークス調べ 2021/11/18〜2021/12/1 回答者45人)
4位以下のサイトはこちらの記事で紹介しています。
太陽光発電一括見積もりサイトおすすめランキング6選!口コミや注意点も紹介◆専門家監修
太陽光発電一括見積もりサイトを利用すれば、複数の業者の設置費用を簡単に比較することが可能です。この記事では、サイトを実際利用した人の口コミをもとにおすすめサイトをランキング形式で紹介するほか、サイトの利用方法やメリット・注意点も詳しく解説します。

\この記事は、専門家監修のもと制作しています/

本記事の監修者
比連崎 実/Webマーケター
大学院卒業後、システムエンジニアを経てマスコミ業界に勤務。約8年間、関東や東海、近畿地方のテレビ局で気象キャスターを経験。現在はWebマーケターとして、住宅会社を中心としたコンサル業務にあたる。Instagramを活用した集客を得意としており、「家を売るためのInstagramマーケティング」などのセミナーにも多数登壇。

太陽光パネル企業ランキングTOP10

今回、どこの太陽光発電パネルの企業に人気があるのかアンケートを集計しました。その集計結果を元に人気の太陽光発電パネル企業TOP10をランキング形式で紹介します。

紹介するランキングは編集部独自のロジックで集計した結果から人気度を算出した内容に基づきます。
順位 企業名 価格帯 出力量 変換効率 付帯サービス
1位 シャープ 約7万~
16万円
103~
259W
14.2~
19.6%
  • システム機器保証(10~15年)
  • モジュール保証(20年)
  • 周辺機器保証(15年)
2位 京セラ 約6万~
23万円
49.5~
315W
19.2~
20.8%
  • 機器保証(15年)
  • 自然災害補償(15年)
  • 出力保証(20年)
3位 パナソニック 約5万~
19万円
70~
255W
14.8~
19.9%
  • モジュール保証(25年)
  • モジュール出力保証(25年)
  • システム機器瑕疵保証(15年)
  • 機器瑕疵保証(15年)
  • 自然災害補償(15年)
4位 東芝 販売終了
  • モジュール保証(25年/20年)
  • 機器保証(15年)
5位 三菱電機 販売終了
  • モジュール保証(25年)
6位 ソーラーフロンティア オープン 185~
190W
  • 機器保証(15年/10年)
  • モジュール出力保証(20年)
  • 定期点検(設置1年目~以降4年に1度)
7位 サンテック 約24万~
27万円
335~
375W
19.9~
20.6%
  • 出力保証(12年で90%)
  • モジュール出力保証(25年で80%)
  • 製品瑕疵保証(10年/15年)
  • 自然災害補償(10年)
  • 定期点検(設置1年目~以降4年に1度)
8位 カナディアンソーラー 約24万~
27万円
250~
375W
19.23~
20.3%
  • 製品保証(10年)
  • モジュール出力保証(25年)
  • システム保証(10年/15年)
  • 自然災害補償(10年)
9位 Qセルズ オープン 185~
355W
18.9~
20.6%
  • システム保証(15年)
  • 出力保証(25年)
10位 トリナソーラー オープン 360~
405W
20.5~
21.1%
  • 出力保証(25年/30年)
  • 製品保証(10年/12年)

それぞれの特徴や最新機種についてもご紹介するので、ぜひパネル選びの参考にご覧ください。

①シャープ

・会社名:シャープ株式会社
・設立年:1935年
・資本金:50億円
・対応拠点:全国

大手家電メーカーのシャープでは、高い自給自足力を誇る太陽光発電パネル×蓄電池×AIコントロールサービスを組み合わせたセット使いを特に売りにしています。パネルや蓄電池などを統一し、より電力を効率的に活用するシステムは電化製品に強いシャープだからこそと言えます。

また、代表商品ブラックソーラーゼロは、縦横自由配置による高い容量力、さらに電力損失を抑えるハーフセル技術や温度変化による変動効率が高い点などが魅力です。

シャープの太陽光パネルの主な展開は以下のようになっています。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
  • 切妻屋根向け(置型)
  • 寄棟屋根向け(置型)
17製品 103~
259W
14.2~
19.6%
約7万~
16万円
  • システム機器保証(10~15年)
  • モジュール保証(20年)
  • 周辺機器保証(15年)

シャープはこんな人におすすめ!

  • 家をオール電化にしたい人
  • 同ブランドで統一して効率を高くしたい人
  • 大手企業のしっかりとしたアフターサービスを希望する人

公式HPはこちら

②京セラ

・会社名:京セラ株式会社
・設立年:1959年
・資本金:1千150億円
・対応拠点:全国

京セラは長年太陽光発電を開発・研究してきたノウハウがあり、長期間能力を保つ高い品質力が特徴です。元々公共・産業向けに広く展開してきた実績もあり、品質追求にはこだわりが高く、機器製造~施工~メンテナンスに至るまで京セラ提携社が一貫して請け負います。

また、代表的な製品は、ルーフレックスエコノルーツがあります。ルーフレックスは、日本の住宅屋根に対応したサイズ展開に加え、形にもバリエーションがあるため、様々な屋根に対応している製品です。一方、エコノルーツは、従来製品より軽量化を目指した製品で、住宅への負担が少ないために瓦屋根などに使用できることが特徴です。

京セラの太陽光パネルの特徴をまとめると以下のようになります。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
  • 切妻屋根向け(置型)
  • 寄棟屋根向け(置型)
  • 陸屋根(置型)
  • 折板設置(置型)
  • 地上設置(置型)
14製品以上
(一部産業用も
可能)
49.5~
315W
19.2~
20.8%
約6万~
23万円
  • 機器保証(15年)
  • 自然災害補償(15年)
  • 出力保証(20年)

京セラはこんな人におすすめ!

  • 品質が高い太陽光パネルが欲しい人
  • 様々な設置場所へ対応したものを探している人
  • 色々なリスクに備えたアフターサービスを受けたい人

公式HPはこちら

③パナソニック

・会社名:パナソニック株式会社
・設立年:1935年
・資本金:2,590億円
・対応拠点:全国

パナソニックは太陽光発電の事業で40年以上の歴史とノウハウを持っています。その技術力を活かした独自の高品質太陽光パネル様々な屋根に対応した高い施工力が魅力です。さらに業界トップクラスを謳う保証サービスは5項目にも及び、利用者に寄り添った高いサポート力も高いと言えます。

また、代表商品ヒットは、高い発電量と品質が特徴です。形状のラインナップは比較的少なめですが、独自のモジュール間を狭めて配置できるPS工法により、無駄がなく配置できるという強みがあります。

パナソニックの太陽光パネルの特徴をまとめると以下の通りです。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
  • 切妻屋根向け(置型)
  • 寄棟屋根向け(置型)
7製品 70~
255W
14.8~
19.9%
約5万~
19万円
  • モジュール保証(25年)
  • モジュール出力保証(25年)
  • システム機器瑕疵保証(15年)
  • 機器瑕疵保証(15年)
  • 自然災害補償(15年)

パナソニックはこんな人におすすめ!

  • スタンダードだけど高品質なパネルが良い人
  • 品質保証がより長いものを望む人
  • より多くの手厚いサポートを受けたい人

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④東芝【販売終了】

・会社名:株式会社 東芝
・設立年:1875年
・資本金:2,005億5,800万円
・対応拠点:全国

東芝は、その大手電機メーカーの開発力を活かした精鋭商品が魅力です。太陽光パネルとパワーコンディショナーを合わせて展開し、同ブランドで統一することで能力を高めてくれます。さらに長期保証にも力を入れており、モジュール保証と機器保証は無償で受けることができるのも魅力でしょう。

代表商品は、SシリーズGXシリーズで、いずれも大型の置型で高い出力が強みです。そのため小さな隙間に配置するというよりは、広く平らな屋根に向いています。

ただし、上記の製品はどちらも販売が終了し、2021年3月に住宅用太陽光発電システムの製造・販売から撤退してしまいました。しかし、その後も無充電EV(電気自動車)などに利用できる太陽電池の開発に成功するなど、その高い技術力は健在です。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
販売終了
  • モジュール保証(25年/20年)
  • 機器保証(15年)

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⑤三菱電機【販売終了】

・会社名:三菱電機株式会社
・設立年:1921年
・資本金:1,750億円
・対応拠点:全国

三菱電機の太陽光発電システム関連の製品はパネルを含め、現在は製造・販売を終了しています。しかし、国内製造にこだわった品質の高さや高いエネルギー力が特徴で、アンケートでもそれが支持されていたようです。

また、太陽光発電事業では長年開発を重ねてきており、その技術を活かした様々な屋根への対応力耐久性の高いマルチルーフという商品を取り扱っていました。現在は2019年以前に販売していた太陽光発電製品のアフターサービスのみ対応しています。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
販売終了
  • モジュール保証(25年)

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⑥ソーラーフロンティア

・会社名:ソーラーフロンティア株式会社
・設立年:2006年
・資本金:70億円
・対応拠点:全国(※沖縄のみ調整中)

ソーラーフロンティアは、エネルギーソリューションを専門とした企業です。そのため、太陽光発電システムに特に強く、独自ノウハウが豊富です。その実力は大手ハウスメーカーにも取り入れられているため、折り紙つきと言えます。

代表商品は2製品というシンプルな展開ですが、天候の影響に強いCIS太陽電池で高い出力を強みとしています。また、見た目もフラットで住宅デザインをあまり邪魔しにくいデザイン性の高さも魅力です。さらに安心の国内製造なため、国産にこだわりたい方にもおすすめできます。

しかし2022年6月を目途に、国富工場(宮崎県国富町)でのパネル生産を終了し、太陽光パネル製造事業から撤退することを発表しました。

ソーラーフロンティアの太陽光パネルの特徴をまとめると以下の通りになります。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
屋根向け(置型) 2製品 185~
190W
オープン
  • 機器保証(15年/10年)
  • モジュール出力保証(20年)
  • 定期点検(設置1年目~以降4年に1度)

ソーラーフロンティアはこんな人におすすめ!

  • 天候の影響を受けにくいものが欲しい人
  • 見た目がシンプルなパネルを探している人

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⑦サンテック

・会社名:サンテックパワージャパン株式会社
・設立年:1967年
・資本金:4億5,000万円
・対応拠点:全国160ヵ所

サンテックは、太陽光発電システム事業の専門企業です。親会社は中国に本社を置く無錫サンテックパワーで、中国最大の太陽光発電事業を展開しています。そのため、開発力に優れており、国内に大規模な開発拠点を配置して製造・技術サポートを行っています。

太陽光発電パネルは屋根の置き型のみに対応しており、大きく高い出力パネルで発電量が高いことが強みです。同ブランドの蓄電池などとリンクさせることで高い節電力を実現し、ZEHにも対応しています。

サンテックの太陽光パネルの特徴をまとめると以下の通りです。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
屋根向け(置型) 2製品 335~
375W
19.9~
20.6%
約24万~
27万円
  • 出力保証(12年で90%)
  • モジュール出力保証(25年で80%)
  • 製品瑕疵保証(10年/15年)
  • 自然災害補償(10年)
  • 定期点検(設置1年目~以降4年に1度)

サンテックはこんな人におすすめ!

  • 住宅に合わせた設置プランを提案して欲しい人
  • 高い節電力を兼ね備えた家にしたい人

公式HPはこちら

⑧カナディアンソーラー

・会社名:カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
・設立年:2001年
・資本金:2億9千7百万円
・対応拠点:全国300ヵ所以上

カナディアンソーラーは、カナダに拠点を置く太陽光発電メーカーです。企業としては比較的新しいにもかかわらず、全世界160ヵ国以上にクリーンなエネルギーを展開している実力の高さが魅力と言えます。

また、代表商品は、HiKuシリーズHDMシリーズHiDMシリーズがあり、様々な屋根の配置に対応してくれるという特徴もあります。出力・変動効率共に能力が高いため、設置規模が大きければ、より太陽光からの貢献を受けることができるでしょう。

カナディアンソーラーの太陽光パネルの特徴をまとめると以下の通りです。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
屋根向け(置型) 7製品 250~
375W
19.23~
20.3%
約24万~
27万円
  • 製品保証(10年)
  • モジュール出力保証(25年)
  • システム保証(10年/15年)
  • 自然災害補償(10年)

カナディアンソーラーはこんな人におすすめ!

  • 屋根に合わせて大規模に設置したい人
  • 実力があるパネルが欲しい人

公式HPはこちら

⑨Qセルズ

・会社名:ハンファQセルズジャパン株式会社
・設立年:1984年
・資本金:26億9,850万円
・対応拠点:全国

Qセルズは、全世界390ヵ所に拠点を持つ、韓国資本のエネルギー事業・輸出事業の企業です。日本拠点では太陽光発電システム事業をメインに、長年開発してきた技術を駆使し、日本の気候に合わせたパネルや周辺機器を展開しています。

代表商品は、いずれも独自のQ.ANTUM DUO Zのテクノロジーを採用しており、無駄を少なく高出力を実現しています。また、高出力に特化したパネル見た目にこだわったブラックタイプなど、様々なニーズに対応していることも魅力です。

Qセルズの太陽光パネルの特徴をまとめると以下の通りです。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
屋根向け(置型) 7製品 185~
355W
18.9~
20.6%
オープン
  • システム保証(15年)
  • 出力保証(25年)

Qセルズはこんな人におすすめ!

  • 様々な気候に対応するパネルを探している人
  • 見た目にも美しいデザインを好む人

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⑩トリナソーラー

・会社名:トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
・設立年:1997年
・資本金:1億円

トリナソーラーは、2010年から日本支社を展開している中国の大手ソーラーパネル企業です。全世界で100ヵ所以上で展開しており、高い開発・生産力を誇っています。さらに製品も品質重視で厳しい製造プロセスを経たものにこだわっています。

製品の特徴は、出力が高く、少数精鋭に絞られていることです。エネルギーが損失するのを防ぐ独自技術により発電効率を高めるなど、高い技術力を活かした製品を世に送り出しているといえるでしょう。

トリナ・ソーラーの太陽光パネルの特徴をまとめると以下の通りです。

タイプ 製品数 出力展開 変換効率 価格帯 付帯サービス
屋根向け(置型) 3製品 360~
405W
20.5~
21.1%
オープン
  • 出力保証(25年/30年)
  • 製品保証(10年/12年)

トリナソーラーはこんな人におすすめ!

  • 高品質な太陽光パネルを探している人
  • 出力が高い太陽光発電システムを導入したい人

公式HPはこちら

最適な太陽光発電パネルの企業の選び方

ここでは、数ある太陽光発電パネルの企業の中から絞り込むための選び方を4つ紹介します。

①太陽光発電パネルのkW単価

太陽光発電パネルの価格を見るときは、kW単価に着目しましょう。各企業の見積もりには必ずkW単価が記載されておりはずです。

kW単価 = 太陽光発電パネルの導入にかかる総費用 ÷ 発電量(kW)

太陽光発電パネルは、材質とサイズによって価格が変動します。しかし、そこだけを見て太陽光発電パネルを選んでしまうのはおすすめできません。パネルが安くても、発電量が低ければ、損をする恐れがあるためです。

価格を見るときは、このkW単価がなるべく低く、発電量が高いものが理想的です。目安としては3~4人世帯の家では、4.5kW程度発電できたほうが良いとされます。

②設置環境で長期運用できる耐久性

太陽光発電パネルは、長期運用に耐えられる耐久性があるものを選ぶことも重要です。

基本的に太陽光発電の設備の寿命は以下のようになっています。

  • 太陽光発電パネル…20~30年
  • パワーコンディショナー…10~15年

この寿命は設置環境により変動します。そのため、設置場所や年数に耐えうる材質、影響を受けにくいものを選ぶのがおすすめです。地域によっては積雪や塩害なども懸念されるため、そのような影響への対策をしている企業を選ぶとよいでしょう。

③太陽光パネルの種類の豊富さ

様々な形状の太陽光パネルをより多く扱う企業を選びましょう。実際に設置する場所に合わせて、より効率的に設置できる種類があるかを確認してみてください。

戸建てやマンションなどの屋根といった設置場所は、太陽光パネルをうまく組み合わせ、より多く設置することで発電量を高めることができます。サイズが小さいものや、三角形など、種類が豊富であるほうが隙間なくパネルが設置できます

④アフターサービスの充実度

太陽光発電では定期的なメンテナンスが必要です。そのため企業選びでは、どんなアフターサービスがあるかにも注目しましょう。

例えば、以下のようなアフターサービスがある企業がおすすめです。

  • 相談専用窓口…故障などの相談・修理の依頼ができる専用窓口
  • 訪問定期点検…専門業者が定期的に訪問し、点検するサービス
  • 自然災害補償…火災・自然災害で設備に故障があった場合の補償サービス
  • 屋根漏水補償…雨などの漏水が原因で設備に故障があった場合の補償サービス

上記は一例で、これ以外にも企業によって様々なサービスがあります。一般的な傾向としては、大企業のほうがサービスが充実しているといます。企業が大きいほど倒産リスクが低いため、長期間でも安心して太陽光パネルが利用できるでしょう。

比連崎さん
比連崎さん

自身が望む設置条件を価格や長期運用、アフターサービスなどと照らし合わせながら選ぶようにしましょう。

電力不足の対策に太陽光パネル設置は効果あり?

2022年6月28日、気象庁は「九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明けしたとみられる」と発表し、統計開始以来、最も早い梅雨明けとなりました。

また、厳しい暑さの影響などで東京電力と東北電力、北海道電力は、今後電力不足が深刻化する予測を立て、こちらも初めてとなる「電力需給ひっ迫準備情報」を発表し、連日ニュースでも大きく取り上げられています。

それに伴い、これからくる夏に向けて家庭や企業でも節電を意識していく必要があります。節電対策として、太陽光発電パネルの設置や家庭用蓄電池はどれほど効果的なのでしょうか?

今年の夏に、ぜひ試していただきたい節電方法をご紹介しますので、賢く節電をして猛暑を乗り切りましょう。

太陽光発電は「節約」と「節電」が同時にできる

家庭用太陽光発電システムを設置しておくことで、自宅で使用する電力をまかなえるので、節電に貢献できます。初期費用はかかりますが、設置前よりも電気を購入しなくてよくなるため、電気代の節約も可能です。

また、電力がひっ迫してくると起きる恐れがあるのが「計画停電」です。計画停電が起きると、冷蔵庫やエアコンも使用できません。

太陽光発電システムに蓄電池も併せて導入しておけば、停電時にも家電を使用できます。また、災害で停電が発生した際の非常電源としても利用できるので、いざという時の備えとしても活躍するでしょう。

また、東京都は新築の戸建て住宅に太陽光発電設置を義務化していくという発表もしており、世界的なSDGsの普及と共に自然エネルギーを活用した生活に人々の関心も高いのが現状です。

「節約」「節電」「防災」の3役を担う太陽光発電の設置に興味が湧いた人は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

【2022年最新】人気の家庭用蓄電池おすすめメーカー比較8選!FITや補助金についても解説
人気の家庭用蓄電池おすすめメーカー8選をご紹介。FITや補助金の解説や、蓄電池導入の際のメリットとデメリットについてもまとめました。気になる卒FIT後の蓄電池の有効活用方法についても詳しく説明していきます。

気軽にできる節電対策

日頃から節電を心がけている人も多いと思いますが、ここでは以下の家電の節電方法を詳しくご紹介しますので、改めて確認しておきましょう。

  • エアコンの節電
  • 冷蔵庫の節電
  • 待機電力の削減で節電

エアコンの節電方法

エアコンは家電の中でも消費電力が高めなため、節電対策の効果も大きいです。また、エアコンの消費電力が一番高くなるタイミングは、エアコンをつけた時と、設定温度に近づけている時なので、エアコンは温度を設定したり、「弱」にするよりも「自動」にした方が節電にもなりますし、電気代もおさえられます。

さらに、冷房は1時間あたり17円で595W使用するのに対して、送風は1時間あたり0,3円程度で12W(注1)しか電力を使用しないため、送風でも過ごせる日は積極的に送風を使いましょう。送風はエアコン内のファンのみを動かす扇風機のような仕組みですので、一度部屋が冷えたら送風に切り替えるといった使い方も有効でしょう。

注1)1kWhあたり27円の目安単価にて算出

冷蔵庫の節電方法

エアコンと違い、冷蔵庫は使わない時は電源をオフにするわけにもいきません。冷蔵庫は多くの食材を詰めすぎてしまうと、冷蔵庫全体を冷やすのに多くの電力を消費してしまいます。反対に、冷凍庫は中に入っているもの自体が凍っていて冷気を発するため、冷凍庫はものを詰めた方が電力効率が上がるのです。

また、冷蔵庫の設定温度は「強」が一番電力を消費し、「弱」が一番電力消費が少ないので、冷蔵庫の中のものは詰め込みすぎず、冷凍庫はなるべく詰めた上で、夏と冬で設定温度を変えてみるだけで節電効果が見込めるでしょう。

待機電力の削減で節電

待機電力とは、使用していない時でも電力が使われている電力のことをいいます。例えば、PCを充電したまま電源を切らずにスリープ状態にしているだけでも、電力は使用されているのです。

待機電力は、年間を通じて家庭で消費される電力量のうち、約6%を占めているといわれていて、これは一般的なテレビの消費電力量とほぼ同じ割合になります。待機電力を減らすには、「こまめに主電源を切る」「スイッチ付きタップを使用する」「オートOFF機能を使用する」などが有効ですので、一度家の中の家電で待機電力が発生していそうなものはないか確認してみましょう。

太陽光発電パネルの設置前に知っておくべきポイント

ここまでの情報を踏まえて「太陽光発電の導入を前向きに検討したい!」という人には、設置前に知っておいて欲しいポイントが4つあるので、ここで紹介します。

①太陽光発電パネルにかかるトータルのコスト

太陽光発電パネルにかかる費用をトータルで把握しておきましょう。ここでは、初期費用とランニングコストを経済産業省の資料をもとに見ていきます。

初期費用は28.0万円/kW

住宅用太陽光発電設備の初期費用は、2021年の平均で28.0万円/kWで、内訳は太陽光パネルが約60%、工事費が約25%を占めています。この金額は年々下がっています。

“出典:経済産業省令和4年度の調達価格等に関する意見」p.22″

ランニングコストは年間3,690 円/kW

上記の初期費用に加えて、ランニングコスト(運転維持費)もかかります。その金額は、最新の試算で3,690 円/kW/年です。この費用をどう捻出をし続けるのかも検討しておきましょう。

項目 単価
(5kWの設備を想定)
金額
(20年間使用の場合)
頻度
定期点検 2.9万円 2.9万円×5回=14.5万円 3~4年に1回
パワーコンディショナーの交換 22.4万円 22.4万円 20年に1回
合計 36.9万円

“出典:経済産業省令和4年度の調達価格等に関する意見」p.23をもとに編集部で作成”

このようにパネルの購入費はもちろん、設置費・維持費などをトータルで計算すると、決して安い買い物とはいえません。無理のない資金計画を練ることが大切です。

次の記事では太陽光発電の設置費用の相場について紹介しています。

太陽光発電の設置費用はいくら?2022年の相場や設備の価格を紹介◆専門家監修記事
太陽光発電に興味があるものの、設置費用のシュミレーションが難しく導入を迷っていませんか。この記事では2022年の最新設置費用の相場や節約方法を紹介します。太陽光設置の注意点や節約方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

②太陽光発電パネルの設置に使える補助金・助成金

太陽光発電を設置する際に利用できる補助金・助成金が国や都道府県・区市町村で用意されています。

これらの補助金等は、最近では省エネ仕様で自宅を新築をサポートすることを目的としたものが主になっています。自宅の建設費だけでも相当高額になりますから、太陽光発電の費用をサポートしてもらえると、経済的な負担が大きく軽減されるでしょう。

補助金等は毎年変更されることと、着工前に申請することが条件になっているものが多いため、常に最新情報を確認する必要があります。ここでは、現在注目されている国土交通省の補助金「こどもみらい住宅支援事業」をピックアップして紹介します。

国土交通省の補助金「こどもみらい住宅支援事業」とは

国土交通省の「こどもみらい住宅⽀援事業」とは、ZEHなどの省エネ住宅の取得費用やリフォーム費用の補助金です。⼦育て世帯や若者夫婦世帯が対象になっています。

補助対象

注文住宅の新築および新築分譲住宅の購入については、子育て世帯または若者夫婦世帯が取得する場合に限られています。

  • 子育て世帯:申請時点において2003(平成15)年4月2日以降に出生した子を有する世帯
  • 若者夫婦世帯:申請時点において夫婦であり、いずれかが1981(昭和56)年4月2日以降に生まれた世帯

リフォームについて詳しくはこちら

補助金額
補助事業 補助金額 詳細
  • 注文住宅の新築
  • 新築分譲住宅の購入
ZEH住宅 100万円 詳しくはこちら:
高い省エネ性能等を有する住宅 80万円
一定の省エネ性能を有する住宅 60万円
リフォーム 原則30万円/戸が上限
(加算あり)
詳しくはこちら
契約期限・交付申請期限等

原油価格・物価高騰による住宅価格上昇対策として、申請期限などが延長されました。詳しくはこちら

補助事業 延長後の期限
  • 注文住宅の新築
  • 新築分譲住宅の購入
①ZEH住宅
  • 契約期限:
    2023(令和5)年3月31日
    (③は2022年6月30日)​
  • 交付申請期限:
    2023年3月31日
  • 交付申請の予約期限:
    2023年2月28日
②高い省エネ性能等を有する住宅
③一定の省エネ性能を有する住宅
リフォーム
申請方法

建築主は自ら申請できません。交付申請等の手続きや補助金の消費者への還元は、建築・販売・施工業者(あらかじめ「こどもみらい住宅事業者」としての登録が必要)が行います。

\こどもみらい住宅支援事業について詳しくはこちら/

公式HPはこちら

太陽光発電と蓄電池の最新の補助金について、詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。

【2022年度】太陽光発電と蓄電池の補助金最新情報|注意点も解説◆専門家監修記事
太陽光発電・蓄電池の初期費用は高額になりがちですが、国や自治体ではそれらの設備の設置費等を補助・助成をしているところがあります。本記事では2022年度(令和4年度)の補助金・助成金最新情報を紹介し、手続きに関する注意点についても解説します。
【2022年最新】東京都の太陽光発電・蓄電池の補助金|注意点も解説◆専門家監修
太陽光発電は導入費用が大きなハードルでしたが、現在は補助金制度を活用することで、コストを抑えた上で設置できるようになりました。今回は都内に住む人に向けて、東京都や区で行われている補助金制度の2022年(令和4年)の最新情報を解説します。

なお、パナソニックの「全国の補助金がわかる」で、全国各地の補助金・助成金情報を検索することができます。

③太陽光パネルで発電した電力は売電できる

太陽光発電パネルで発電した電力を自宅で使ったうえで余剰電力が出た場合、その分を電力会社に売却=売電することができます。この余剰分が10kW未満か、10kW以上になるかで売電の仕組みが変わってきます。

  • 余剰分が10kW未満:家庭向けの固定価格買取制度(FIT)が自動的に適用
  • 余剰分が10kW以上:余剰分だけではなく、太陽光で発電したすべての電力が売電可能(全量売電)

一般的な屋上に設置する太陽光発電の出力平均は約5kW程度と言われているため、屋根だけにパネルを設置するような場合、ほとんどが固定価格買取制度の対象になるでしょう。

全量売電をするには多くの太陽光パネルが必要

全量売電の場合、もし電力に不足が生じたら、不足分の電力を電力会社から購入し、補充することになります。しかし、余剰分を売るよりも高く売電できるため、仮に不足分の電力を買うことになったとしても、利益率が高くなることが見込まれます。

ただし、10kW以上の出力を出すには、屋根以外にも車庫や庭など、敷地などをフル活用して、より多くの太陽光発電パネルを設置する必要があります。

最新の売電価格

政府の固定価格買取制度による売電価格は毎年変動します。毎年資源エネルギー庁の公式サイトで発表されるので、チェックするようにしてください。

“出典:資源エネルギー庁固定価格買取制度 買取価格・期間等」”

10kW以上の太陽光発電を設置したい人は、次の記事も参考にしてください。

10kW以上の太陽光発電を住宅に設置できる?費用や売電価格を解説
太陽光発電は10kW以上になると、住宅でも始められるのかどうか疑問に思っていませんか。ある程度のスペースは必要ですが設置は可能です。しかしメリットやデメリットを知らずに始めると後悔します。ぜひこの記事を参考に無駄のない投資をしてください。

電力会社への売電制度(固定価格買取制度)や売電期間終了後(卒FIT)の対策については、次の記事で詳しく解説しています。

【2021~2022】太陽光発電の買取価格は?卒FIT後の対策も解説
太陽光発電を導入している方や検討中の方は、現在の買取価格やFITの対策について気になる方も多いはずです。本記事では、太陽光発電の買取価格の最新動向をこれまでの推移と共に解説します。あわせてFIT制度の対策についてもご紹介します。

④太陽光発電などエネルギー政策の最新動向

先ほど紹介した補助金・助成金や売電価格など、太陽光発電の制度は国や自治体の政策によって大きく変わることがあります。

特に、最近注目されているトピックとして、住宅への太陽光パネルの設置義務化があげられます。これについては、東京都で大きな動きがあったので、ここで概要を紹介しておきましょう。

東京都に太陽光発電の設置義務化の動き

東京都は、中小建築物への太陽光発電設備の設置などを義務づける新しい制度を創設する方針案を発表しました。

“出典:東京都環境局環境確保条例の改正「中間のまとめ」のポイント(太陽光発電設備関連)【概略版】」”

義務化の対象となる建物には住宅も含まれますが、個人(個別の建物ごと)への義務づけではなく、年間2万平方メートル以上の建物を建築する大手事業者(50社程度の見込み)が対象となる見込みです。

また、すべての建物を一律に義務化するものではなく、日照条件や住宅購入者の意向なども考慮して、柔軟に決められる仕組みを検討しています。

いつから設置義務化が始めるのかについては未定です。東京都では、2022年5月25日から6月24日までパブリックコメントを受け付けています。

東京都の新しい方針は、国や全国各地の自治体に大きな影響を与えることが予想されるので、今後も最新の動きに注目する必要があるでしょう。

\東京都の太陽光発電義務化について詳しくはこちら/

公式HPはこちら

比連崎さん
比連崎さん

補助金や助成金など、コストに関わる内容は、必ず設置前に調べておくようにしましょう。

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気になる企業の太陽光発電パネルを設置する流れ

最後に太陽光発電パネルを実際に設置する流れを紹介します。太陽光発電までの流れを予習して、設置までの計画を練りましょう。

  1. 太陽光発電の施工企業で見積もり
  2. 太陽光発電のための各種手続き
  3. 工事を行い太陽光発電を開始

①太陽光発電の施工企業で見積もり

まずは最初に太陽光発電が可能であるかどうか知るためにも、複数の施工企業で見積りをしましょうすでに建っている住宅の場合、パネルの設置は家の構造に依存します。つまり、必ずしも太陽光発電を導入できるとは限らないのです。

そのため、太陽光発電が可能か知るためにも、施工企業に見積りをしてもらうことが必要なのです。さらに企業によってはどのように設置し、どの程度の出力を得られるのかは変わってきます。

また、補助金・助成金の利用を考えている人は、この段階で担当部署に相談することをおすすめします。契約・着工後は申請不可となることもあるためです。

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②太陽光発電のための各種手続き

太陽光発電の企業を選び、契約が進んだら、電力会社と経済産業省の手続きを行う必要があります。太陽光発電の活用と余剰電力を買い取ってもらうためには、両方への申請が必要です。具体的な申請内容は以下の通りです。

書類名 内容 申請者 申請先
系統連系申請 余剰電力を売電するために申請する書類
  • 契約者本人
  • 代理人
    (施工企業、販売店)
電力会社
事業計画認定申請 再生可能エネルギーを使用することを申請する書類
  • 契約者本人
  • 代理人
    (施工企業、販売店)
経済産業省

申請の際は、住宅や土地の証明書類などを用意する必要があります。太陽光発電の規模や状況により書類内容は変わってくるため、公式サイトなどで確認するようにしてください。

また、申請受理までは2~3ヵ月かかることが一般的なため、早めに手続きを進めておきましょう。

③工事を行い太陽光発電を開始

申請が済んだらいよいよ設置です。太陽光発電パネルの工事は以下の流れで行われます。

  1. 架台を建物に取り付け
  2. 太陽光発電パネルの設置・配線
  3. パワーコンディショナーと周辺機器工事
  4. 電機測定検査
  5. 工事終了
  6. 引き渡し(支払い)

これらの工事は3~4日程度かかります。検査が行われて問題なく機能すれば、エコエネルギーを自宅で使えるようになります。

比連崎さん
比連崎さん

複数の見積もりを取るだけでなく、過去の実績などを加味した上で信頼できる施工業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

太陽光パネルといっても企業ごとに様々な特徴があります。人気のものだけでも屋根に平置きするのに強いタイプ、屋根・屋上の不均等な配置に強いタイプなど企業ごとに強みが異なっています。そのため、どんな住宅に太陽光発電を設置したいのか、どの程度の出力を求めているのか、希望をハッキリさせておくことが大事です。

また、太陽光発電は条件により発電量やコストなども変わってくるため、明確なエネルギーの利回り計算を把握しておくことも忘れないようにしましょう。

特に利回りを左右するのが工事費です。どの業者に頼むかで費用が大きく異なるため、必ず複数の業者に見積もりを取りようにしてください。複数業者への見積もりは、本記事で紹介したタイナビズバット エネルギー比較などの一括見積もりサービスを利用するとよいでしょう。

太陽光発電は、初期費用として一定の金額がかかるので、導入する前に本記事で紹介したポイントを参考に、入念に検討するようにしてください。イメージを固めて、理想のエネルギーハウスをつくりましょう。

本記事の監修者
比連崎 実/Webマーケター
大学院卒業後、システムエンジニアを経てマスコミ業界に勤務。約8年間、関東や東海、近畿地方のテレビ局で気象キャスターを経験。現在はWebマーケターとして、住宅会社を中心としたコンサル業務にあたる。Instagramを活用した集客を得意としており、「家を売るためのInstagramマーケティング」などのセミナーにも多数登壇。
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