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JR越後線に誕生した「上所駅」、地方都市でも駅近不動産の価値は上がるのか

OCT. 12, 2025 11:30
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2025年に開業した新潟市の「上所駅」は、JR越後線で20年ぶりにできた新駅です。駅周辺の再開発と連動した新たな街づくりの象徴ともなっており、今後の周辺の不動産の価値も注目されています。この記事では、地方都市の新駅開業が周辺の不動産市場にどのような活気をもたらすのかを解説します。

新駅開業と大規模再開発

上所駅は、新潟駅と白山駅のほぼ中間に位置し、かねてより地域住民が駅の設置を求めていました。

上所駅のもたらす利便性

地域住民の大きな要望の理由は、交通の利便性です。これまで新潟駅や白山駅などから、会社や学校まで歩いていた人たちにとって、新駅によって通勤・通学時間が大幅に減少することになりました。

新駅の設置により、通学時間が20分以上短縮された高校生もいます。上所駅は、無人駅としては県内最多の、1日あたり約4,600人の利用が予測されています。

大規模再開発も進む

上所駅の周辺エリアは、ユーロタウン「ディアランド」が開発されている場所です。ヨーロッパの街づくりの思想を取り入れ、自然と調和した豊かな街並みがコンセプトとなっています。

ディアランドは商業エリア、住居エリア、コミュニティエリアで構成されます。商業地域はイオンスタイルを中心とした、商業施設や医療施設を配置。コミュニティ拠点となる公園には、緑地化された緑豊かな風景が広がります。

住居エリアにはダイアパレスやダイアテラスなどのマンション・分譲住宅の建設が予定されています。部屋はすでに人気を集めており、Ⅰ街区のダイアパレス上所、Ⅱ街区のダイアパレス上所サウスなどが完売状態です。

地域住民参加型であることも特徴

上所駅の開業は、地域住民の30年の悲願ともいわれてきました。地域の想いを汲み取り、住民の声を反映させるため、地域住民参加型の駅づくりが実施されました。

新駅の開業は鉄道会社がすべて主導して進めるケースが多いため、珍しい事例でもあります。

新潟駅周辺の再開発との相乗効果

新潟駅の周辺は再開発が進んでおり、上所駅の新規開業との相乗効果が期待されています。

新潟県の都心部

上所駅は、新潟駅からわずか1.5キロと近い場所にあります。新潟駅は新潟市における都心であり、商業機能が集まった中心部です。

新潟駅では2024年、商業施設「CoCoLo(ココロ)新潟」がグランドオープンしました。新潟市ではこれに合わせて都心のまちづくりをさらに加速させる方針です。

新潟駅から2キロ以内の地域を都心地区とし、人・モノ・情報の中心となる拠点づくりを推進します。よって、上所駅も新潟市における都心の拠点の1つとして発展していくことが予測されます。

再開発による地価上昇

新潟市の公示地価をみると、JR新潟駅周辺を含む中央区の商業地が値上がりを続けています。駅周辺の再開発事業による利便性向上への期待が、需要を高めている状況です。

2025年の最新データによると、中央区全体の公示地価は対前年+2.12%となっています。今後も新潟駅周辺の地価は上昇を続ける可能性があるといえるでしょう。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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