oricon MEは1月22日、「新NISA 利用実態データ」を発表した。
同調査は、1月6日に発表した「2025年 オリコン顧客満足度調査『ネット証券』ランキング」における2024年調査対象者4,978人に、別途聴取して集計したもの。調査期間は、2024年9月4日〜13日。
まず、新NISAの運用状況について聞いたところ、成長投資枠の合計は65.9%、つみたて投資枠の合計は45.4%となった。
投資額の利用状況としては、成長投資枠・つみたて投資枠ともに、年間投資上限額で運用している人が多い傾向が見られた。
NISA口座を開設していない1,169人に、その理由を尋ねると、41.4%が「特に理由はない」と回答。「NISAの制度についてよくわからないから」という人は19.0%見られた。
現状の増減益についての質問では、成長投資枠では計47.1%が増益、元本割れは計14.6%、つみたて投資枠では計50.0%が増益、元本割れは計11.8%という結果となった。
2025年以降の方向性について聞いてみると、成長投資枠では計88.5%、つみたて投資枠では計88.2%が継続意向である事が分かった。