400F(フォーハンドレッド・エフ)は1月17日、「オカネコ 新NISAの利用意向調査2025年1月」の結果を発表した。同調査は2025年1月6日~8日、全国の家計診断・相談サービス『オカネコ』ユーザー584人を対象に、インターネットで実施した。
2024年1月から新しいNISA制度が導入されたことを知っているか尋ねたところ、90.2%が「知っている」と答えた。しかし、そのうち26.8%と約4人に1人は「内容を把握していない」と答えている。
新NISAを利用している割合は56.8%だった。投資枠について聞くと、「つみたて投資枠」は86.8%、「成長投資枠」は84.0%だった。
毎月の積立金額を尋ねたところ、最も多い回答は「9万円以上~10万円以下」(45.5%)だった。次いで「5万円以上~6万円未満」(10.4%)、「1万円以上~2万円未満」「2万円以上~3万円未満」(各9.4%)となっている。毎月の積立平均額は6万2,361円だった。
成長投資枠の投資額を尋ねると、「220万円以上~240万円以下」(41.2%)が最も多く、平均額は133万2,509円だった。
新NISAを活用して投資している対象について、地域別、タイプ別、投資信託ETFのタイプ別で聞くと、地域別1位は「全世界株」(63.9%)、タイプ別1位は「成長株」(56.9%)、投資信託ETFのタイプ1位は「インデックスファンド(投資信託)」(87.9%)だった。
NISAを利用した感想について尋ねると、91.8%が「満足している」と答えた。投資意欲の変化について質問したところ、70.2%が「投資意欲が高まった」と答えている。その理由は、「投資でより利益を追求したいと思ったから」(67.9%)、「投資が面白いと思ったから」(41.7%)が多かった。
新NISAを利用していない人にその理由を聞くと、最も多い回答は「投資初心者なのでリスクが怖い」(44.7%)で、「新NISAを利用するまでの手続きが面倒・億劫だから」(26.7%)が続いた。