「ヤマワケ」の運営会社であるWeCapitalは、「iDeCoユーザーの投資意識」に関する調査結果を1月8日に発表した。調査は2024年12月5日〜6日の期間、iDeCoに加入している1,012名を対象に行われた。
はじめに、iDeCoで運用している商品について質問したところ、「投資信託(元本変動型商品)」が81.3%、「定期預金・保険(元本確保型商品)」が18.7%という回答結果になった。
DeCoの毎月の掛金について、最多は「2万円以上~3万円未満」(35.3%)だった。次いで「1万円以上~2万円未満」(33.6%)、「5千円以上~1万円未満」(16.6%)が続いた。
2024年12月の制度改正の認知度については、約7割が「知っている」と回答。掛金の増額については、「増額した」と答えたのは25.3%だった。一方、「増額していないが、増額を検討中」(37.1%)、「増額しておらず、する予定もない」(37.6%)という回答に。
iDeCoを利用している理由を尋ねると、「税制優遇があるから」(71.4%)が最も多く、次いで「老後資金を準備したいから」(58.6%)、「公的年金だけでは不安だから」(34.1%)が続いた。
iDeCoを利用していて不便に感じる点などについては、44.0%が「受け取りが60歳以降に限定されている」と回答し最多に。次いで「途中解約ができない」(41.5%)、「手続きや管理が複雑」(27.9%)が続く結果になった。