エムエスアイコンピュータージャパンは9日、それぞれオリジナルクーラーや独自基板などで性能を高めたハイエンド級グラフィックスカードの新製品「R6870 Hawk」「N580GTX HydroGen OC」「N580GTX Twin Frozr II OC」「N570GTX Twin Frozr II OC」を発表した。2月10日より順次発売を開始する。
R6870 Hawk
GPUはAMD Radeon HD 6870。同社「Hawk」シリーズとして特別に設計されており、8+2の10相で設計された電源供給回路などにより、オーバークロック時でも安定した動作が期待できる。冷却ユニットは、8mm径ヒートパイプ2本、6mm径ヒートパイプ3本を内蔵するTwin Frozr IIIで、ファンには送風効率に優れる特殊形状のプロペラブレードファンを採用している。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,120基、コアクロックが930MHz(標準の900MHzからOC)、メモリクロックが1,050MHz(データレート4,200MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1024MB、メモリ接続バス幅は256bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×1(デュアルリンク)、DVI-D×1(シングルリンク)、mini DisplayPort×2、HDMI×1。
発売日は2月11日。価格はオープンだが、店頭予想価格は29,800円前後。
N580GTX HydroGen OC
GPUはNVIDIA GeForce GTX 580。冷却ユニットとして、独自の銅製水冷ブロック「HydroGen」を搭載している。循環ポンプ、ラジエーター、冷却液などの水冷システムは別途必要。ほか、アルミ固体コンデンサの採用など部材も厳選されたものを採用している。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が512基、コアクロックが800MHz(標準の772MHzからOC)、シェーダクロックが1600MHz(標準の1544MHzからOC)、メモリクロックが1024MHz(標準の1002MHzからOC、データレート4096MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1536MB、メモリ接続バス幅は384bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2、mini HDMI×1。
発売日は2月10日。価格はオープンだが、店頭予想価格は69,800円前後。
N580GTX Twin Frozr II OC
GPUはNVIDIA GeForce GTX 580。冷却ユニットは、8mm径ヒートパイプ2本、6mm径ヒートパイプ3本を内蔵するTwin Frozr II。ほか、アルミ固体コンデンサの採用など部材も厳選されたものを採用している。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が512基、コアクロックが823MHz(標準の772MHzからOC)、シェーダクロックが1645MHz(標準の1544MHzからOC)、メモリクロックが1069MHz(標準の1002MHzからOC、データレート4276MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1536MB、メモリ接続バス幅は384bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2、mini HDMI×1。
発売日は2月10日。価格はオープンだが、店頭予想価格は59,800円前後。
N570GTX Twin Frozr II OC
GPUはNVIDIA GeForce GTX 570。冷却ユニットは、8mm径ヒートパイプ2本、6mm径ヒートパイプ2本を内蔵するTwin Frozr II。ほか、アルミ固体コンデンサの採用など部材も厳選されたものを採用している。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が480基、コアクロックが750MHz(標準の732MHzからOC)、シェーダクロックが1500MHz(標準の1464MHzからOC)、メモリクロックが1000MHz(標準の950MHzからOC、データレート4000MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1280MB、メモリ接続バス幅は320bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2、mini HDMI×1。
発売日は2月10日。価格はオープンだが、店頭予想価格は39,800円前後。