台湾Digitimesの11月2日(現地時間)の報道によると、GoogleのChrome OSを搭載したネットブックが11月後半に登場する。HPやAcerのほか、Google自身もGoogleブランドのChrome OSネットブックを、Android携帯Nexus Oneと同じように小売店を通さずに販売するという。

GoogleのChrome OSネットブックはARMベースのプラットフォームを採用しているという。台湾のInventecが製造し、初期出荷は60,000台-70,000台。Googleの製品発表を皮切りに、12月にはHPとAcerから台湾のQuanta Computerが製造する製品が登場する。Digitimesは、これらを複数の部品メーカーの話として報道している。

Nexus Oneのオンライン直販は、消費者が直接製品を手にとって確認できない不安を解消できずに伸び悩み、結果的にGoogleは通信キャリア経由の販売に切り替えた。Googleが自社ブランドのChrome OSネットブックをオンライン直販で提供するならば、消費者へのデモンストレーションが課題になる。Nexus Oneの失敗を踏まえると、直販提供はAndroid Dev Phoneのような開発者向けと考えた方が自然だ。