ライカカメラは、コンパクトなハイエンドデジタルカメラ「D-LUX 4」と、コンパクトでエレガントな「C-LUX 3」を発表した。どちらも2008年10月から発売される予定だが、価格は未定。
「D-LUX 4」は、コンパクトながらライカらしい機能とデザインを備えたデジタルカメラ。レンズは大口径の「ライカDCバリオ・ズミクロン f2.0-2.8/5.1-12.8mm ASPH.」を搭載。1/1.63型CCDを採用しており、撮影画角は35mm判換算で24-60mm相当となる。有効画素数は1010万画素。撮影アスペクト比は、4:3のほか、3:2、16:9での撮影も可能。液晶モニターは46万画素の3.0型TFT液晶を採用している。ボディサイズは108.7(W)×59.5(H)×27.1(D)mm、重さは228g。
D-LUX 4はホットシューを装備し、各種のアクセサリーを使用できる。外付け式のビューファインダーや、コンパクトなフラッシュが用意される。また、カメラの底に取り付けるハンドグリップや、クラシックなレザーケースなどもアクセサリーとして用意される。
「C-LUX 3」は、スタイリッシュなデジタルカメラ。ボディカラーはブラックとホワイトが用意される。レンズには「ライカ DCバリオ・エルマリート f2.8-5.9/4.4-22mm ASPH.」を搭載し、1/2.33型CCDとの組み合わせで、撮影画角は35mm判換算で25〜125mm相当となる。有効画素数は1010万画素。光学式手ブレ補正機構も装備する。
シンプルな操作系をもち、誰でも簡単に撮影できるのも特長のひとつ。顔認識、暗部補正、自動シーン判別などがそれぞれ自動的に機能し、被写体や状況にふさわしい撮影設定となる。モニターは23万画素2.5型TFT液晶。ボディサイズは95.8(W)×51.9(H)×22(D)mm、重さは126g。