VMware製品の個別ライセンスが廃止されてバンドル形態になり、企業は不要な機能も併せて購入しなければならなくなった。とある試算によると、Broadcomの上位ライセンスの場合、旧Standardライセンスと比較して約7~8倍のコスト増が見込まれるという。また、Broadcomの分類における「コマーシャルセグメント」(下位カテゴリー)のユーザーでも、値上げは避けられない。

そのため、長らくVMware環境を利用してきた企業の中には、中長的なIT計画の見直し、そしてMicrosoft Azureへの移行の検討を進めているケースも見受けられる。

JBCC 提供資料
VMware製品環境のクラウド移行 カギは「継続的な最適化」
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クラウドへの移行時はリソースの最適化が重要なプロセス

VMware環境からMicrosoft Azureへの移行を検討する企業が増加。コストを適正化するためには?

Microsoft Azureの場合、VMware環境の移行先としては「Azure VMware Solution」(AVS)または「Azure IaaS」のどちらかになる。

小規模なサーバー集約環境であれば数百VM規模で利用することを想定したAVSより、コスト効果の観点からAzure IaaSを選ぶとよい。一方、高集約が見込める環境の場合はAVSを選択することになるが、いずれにせよリソースを最適化することで、クラウドにかかるコストを適正化するのは非常に重要なプロセスとなる。

状況にもよるが、例えばリソース分析ツールによって本番稼働中のサーバーのパフォーマンスを調査し、サイジングの実施、最適なインスタンスやディスクタイプなどの決定を行うと、現状のリソースのままMicrosoft Azureに移行するよりも平均で約30%のコスト削減が可能になるとのことだ。

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リンク先から入手できる資料は、日本マイクロソフトとJBCCのインタビュー記事となる。VMware製品環境からMicrosoft Azureへの移行を検討する企業が増えている状況を受け、コストを最適化する手法を詳しく解説しているので、担当者の方にはぜひ参照してもらいたい。

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※本記事は2024年10月時点のものです。