組織のITインフラは今、大きな転換期を迎えつつある。従来のオンプレミスのデータストレージ、サーバー、サービスのクラウドシフトによってITインフラは所有するものから、低コストで利用するものへと変化した。サーバーレスやコンテナなどのテクノロジーによるクラウドネイティブ化されたアプリケーションは、組織に高い機動力と無限ともいえるスケーラビリティなど、数々のメリットをもたらした。
このように、クラウドベースのITインフラは、弾力的かつ動的で常に変化するものとなった。一方で、コンテナなどで構築されたインスタンスは、数分から数時間で破棄されるケースも多く、かつてでは考えられないほど短命になっている。また、クラウドの自動スケーリング機能により、アプリケーションやサービス開発に必要なリソースを、いつでもどこからでも無制限に調達できるようになった。さらに、リソースの調達や管理が容易なサーバーレスの利用が増えたことで、ITインフラやアプリケーションの構成は一層複雑化している。
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ITインフラのモニタリングをモダン化するには
そのため組織は、これまでの固定的なITインフラ、アプリケーションを対象とするモニタリングのあり方そのものを見直し、動的かつ複雑なITインフラ、アプリケーションに対応させる必要に迫られている。
現代の弾力的かつ動的なITインフラにおいては、サーバーやアプリケーションなどのパフォーマンスを個別にモニタリングすることにほとんど意味がなくなってきつつあり、今後のモニタリングには、ITインフラのあらゆる構成要素を総合的に捉え、その状態とパフォーマンスを可視化することが求められていくことになる。
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リンク先から入手できる資料では、ITインフラおよびアプリケーションのクラウドシフトに合わせて、ITインフラモニタリングのモダン化を進めるべきであると提起し、その具体的な方法と、今後のモニタリングの拠り所とすべきフレームワークについて解説している。併せて、コンテナオーケストレーションツールであるKubernetesや、AWSのサーバーレス基盤LambdaといったITインフラテクノロジーにモダンなモニタリングを適用する方法も確認できるので、参考にしてもらいたい。
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