データに基づき顧客のマーケティング施策を最適化したサービスを提供するGROWTH VERSEでは、ビジネス規模の拡大に伴い取り扱うデータ量も増大し、オンプレミスに構築したサービス基盤への負荷も大きくなっていたという。同社では、この状況から脱却すべくサービスそのものをSaaS化し、その基盤となる新たなデータウェアハウスの採用を決断する。

その選定において重視されたのは、コストとセキュリティだった。クエリに応じた従量課金制のデータウェアハウスが大半だった中、同社が選定したのはリソースの使用量に応じた課金制のものだ。自社のサービスをより安価で顧客に提供する上で、この料金体系は大きなメリットになると判断した。セキュリティについても、このデータウェアハウスに備わる高度なデータ共有機能が決め手になった。

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サイロ解消やビッグデータのガバナンス強化など、データ基盤刷新で各企業が手にしたさまざまな価値とは?

また、Agoopは同意を得たスマホユーザーの位置情報を活用し、観光振興や都市整備のDXを支援する事業を中核としている企業だが、データ処理量の急速な増大に直面し、データ分析基盤におけるさまざまな課題が顕在化していた。とりわけ問題視されていたのが「データの孤立化」だったという。

「データの孤立化」とは、データ処理量の増加により、処理速度の低下や障害発生頻度が増加する一方で、スケールアウトやメンテナンス時に発生するダウンタイムが原因でボトルネック解消も難しく、処理負荷による顧客影響を避けるため、データ基盤からエンジニアが離れていくという状況を意味する。

この状況を回避するには、「柔軟なスケールアウト」や「ダウンタイムのないメンテナンス」が可能なデータプラットフォームが必要とされた。同社が選定したのは、柔軟なスケーリングとニアゼロメンテナンスを特長とするクラウドデータプラットフォーム製品だった。

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本コンテンツでは、データを集約し、それらを活用するための基盤をクラウドに構築するという「データクラウド」の分野において大きな成果を挙げた企業6社に対して行ったインタビューの内容を掲載している。各社はどのような課題に直面し、どのようなソリューションによってそれらの課題を克服したのかが見えてくる、興味深い内容となっている。ぜひともご覧いただければ幸いである。

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