8コア16スレッドの高性能CPUとディスクリートグラフィックスを搭載
「LEVEL-15FX150-i7-NASX」は、CPUに第11世代インテルCore i7-11800Hを採用し、ディスクリートグラフィックス(dGPU)のNVIDIA GeForce RTX 3050を搭載するなど、パフォーマンスを重視したスペックになっている。RTX 3050はエントリークラスのGPUだが、実写に近いリアルな映像表現を可能にするリアルタイムレイトレーシングや、深層学習を利用して高画質化するDLSSを利用できるなど、侮れない性能を備えているのが特徴だ。
今回はそのCPUやGPUの性能をチェックするため、「CINEBENCH R23」「PCMark 10」「3DMark」「CrystalDiskMark」などのベンチマークソフトでスコアを測ってみた。また、実際のゲームでどのくらい快適にプレイできるかを「Apex Legends」でチェックしてみた(なお、動作モードの設定などが行えるプリインストールアプリ「CONTROL CENTER 3.0」で「パフォーマンス」優先モードに変更してテストしている)。
まず、CPUの性能を測る「CINEBENCH R23」は、次の結果になった。
CINEBENCH R23 ベンチマーク結果 | |
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CPU(マルチコア) | 13046pts |
CPU(シングルコア) | 1526pts |
最大4.60GHzで動作する8コア16スレッドの高性能プロセッサーを搭載していることもあって、パフォーマンスはかなりよい。特にマルチコアのスコアの高さが印象的だ。
続いて、PCの総合的なパフォーマンスをチェックするため「PCMark 10」を実行してみた。
PCMark 10 ベンチマーク結果 | |
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総合スコア | 6501 |
Essentials | 10201 |
Productivity | 8784 |
Digital Content Creation | 8320 |
快適に動作する目安は、基本性能を示すEssentialsが4100、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450となっているが、本製品はいずれも大きく超えている。普段使いはもちろんのこと、画像編集や映像編集などもストレスなく快適に行えることがわかる。
次に、グラフィックス性能を測るため「3DMark」も試してみた。
3DMark Time Spy ベンチマーク結果 | |
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Time Spy score | 5562 |
Graphic score | 5195 |
CPU score | 9278 |
3DMark Fire Strike ベンチマーク結果 | |
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Fire Strike score | 11827 |
Graphic score | 13535 |
Physics score | 24738 |
Combined score | 4334 |
DirectX 12世代のテスト「Time Spy」でも、快適さの目安である6000に迫るスコアが出ていることからもわかるように、フルHD解像度ならある程度重めのゲームも滑らかな映像で楽しめそうだ。
そこでゲーム系のベンチマークも試してみた。なお、Apex Legendsはビデオ設定が最高になるよう変更し、トレーニングモードをプレイして「Fraps」でフレームレートをチェックしている。
Apex Legendsによるベンチマーク結果 | ||
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解像度 | 最低フレームレート | 平均フレームレート |
フルHD(1920×1080) | 90fps | 111.317fps |
結果を見ると、Apex Legendsでは最低フレームレートが60fpsを上回っており、滑らかな映像で快適にプレイできることがわかった。またファイナルファンタジーXIVも、本製品ならフルHDで十分快適にプレイできることがわかる。
最後に、「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。試用機には500GBのNVMe対応M.2 SSDが搭載されていたが、その高速さがわかる結果になった。
CrystalDiskMark ベンチマーク結果 | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 2246.30 MB/s |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1155.91 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 1951.99 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1158.45 MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 554.97 MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 520.92 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 71.82 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 120.07 MB/s |
ゲーム実況やeスポーツの人気で、おうち時間を利用してゲームを楽しみたいと考えている人は少なくないと思うが、いざ始めようと思ったときに困るのが「どんなPCを使えばいいのか」だ。一口にゲーミングPCといってもピンキリで、その中から自分の用途にあった製品を見つけるのは結構大変。「LEVEL-15FX150-i7-NASX」は高性能なCPUやグラフィックス、ストレージをバランスよく搭載することで、入門者やカジュアルゲーマーが満足できるパフォーマンスを、151,980円(税込)という手に取りやすい価格で実現しているのが魅力だ。
しかも10月31日までなら、会員登録した人を対象に、本体金額55,000円以上の購入で5,000ポイント、延長保証をつけると最大10,000ポイントが還元されるキャンペーン「最大20%還元 超還元祭」も実施中。これからゲームを始めようと考えている人はもちろん、仕事や趣味にも使いやすいノートPCを探している人や、長く使える高性能なノートPCを探している人は、この機会に購入を検討してみてはいかがだろうか。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | ユニットコム |
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型番 | LEVEL-15FX150-i7-NASX |
ディスプレイ | 15.6型フルHDノングレア(1920×1080) |
CPU | インテルCore i7-11800H |
メモリ | 16GB DDR4-3200 S.O.DIMM (PC4-25600) |
M.2 SSD | 500GB(NVMe対応) |
チップセット | インテル HM570 |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 4GB GDDR6 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | 無線:IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n対応 Wi-Fi + Bluetooth 5 / 有線:1000BASE-T LANポート |
インタフェース | USB 3.1×2(Type-A×1/Type-C×1)、USB 3.0×1、USB 2.0×1 |
サイズ | 約W364×D258.5×H33.8mm |
重量 | 約2.1kg(バッテリー含む) |
バッテリー 駆動時間 |
約2.6時間 |
価格 | 151,980円(税込)~ |
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