ProLite XUB3493WQSUのインタフェースは、背面右側にDisplayPortとHDMIポート×2、オーディオ入出力端子、USBハブ機能(USB 3.0アップストリームポート、ダウンストリームポート×2)が搭載されている。また、背面左側には電源コネクタを装備。このほか、本体背面の右側には盗難防止ロック用ホールも設けられている。映像入力が3系統あるため、PCやゲーム機、AV機器など、複数のデバイスをつないでおけば、ボタンを押すだけで手軽に映像ソースを切り替えることができて便利だ。

  • 背面右側にDisplayPortとHDMIポート×2、オーディオ入出力端子、USBハブ機能(USB 3.0アップストリームポート、ダウンストリームポート×2)が搭載されている

  • 背面左側には電源コネクタが搭載されている

操作ボタンは本体背面左下に搭載されている。表側からボタンは見えないが、ボタン位置に合わせて、その機能を示すアイコンや文字がプリントされているので、戸惑うことなく操作することができるはずだ。

photo_center |I@010.jpg,本体背面。バックパネル右側にある小さな穴が、盗難防止ロック用ホールだ|

  • 操作ボタンは本体背面に搭載されている

  • 本体前面に操作ボタンの機能を示すアイコンや文字が記されている

OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)は各国語のメニューが用意されており、デフォルトでは日本語が選択されている。設定できる項目は豊富だが、「ピクチャー」や「カラー設定」、「オーディオ」などのようにわかりやすく分類されているので、初めてでも迷うことはないだろう。ただし、デフォルトではOSDの表示時間が5秒になっており、操作にまごついているとすぐ表示が消えてしまうので、慣れない内は「OSD設定」で表示時間を長め(最大60秒)に設定しておいたほうがいいかもしれない。

OSDでは画面の輝度やコントラスト、内蔵スピーカーの音量などを変更できるが、本製品ならではの機能も用意されている。例えば「カラー設定」にある「i-Style Color」。これはプリセットを選ぶだけで簡単に利用シーンに合った画質を適用できるというもの。選択できるモードは「標準」のほか「テキスト」「映画」「ゲーム」「風景」の5つを用意。例えば「ゲーム」を選ぶと素早い動きでも残像を抑えた表示に、「テキスト」を選ぶと明るさを抑えて目に優しい表示にすることができる。

  • OSDメインメニュー。輝度やコントラストなどを調節できる「ピクチャー」、表示モードを変更できる「カラー設定」など、設定できる内容ごとにわかりやすく分類されている

  • 「i-Style Color」では、プリセットを選ぶだけで簡単に利用シーンに合った画質を適用できる

テレワークなどで長時間ディスプレイを使用する場合に便利なのが「Blue Light Reducer」。これは疲労の原因となる青色光源を低減する機能で、「カラー設定」の「ブルーライト低減」で設定でき、オフおよびレベル1〜3の4段階に切り替えられる。画面表示が赤っぽく暖色系の色味になるため、写真や映像編集など色にシビアな作業には不向きだが、目が疲れたときや寝る前などに積極的に活用したい機能だ。

  • 青色光源を抑えて目を疲れにくくできる「Blue Light Reducer」。オフおよびレベル1~3の4段階に切り替えられる

  • 「設定メニュー」には「HDR」や「AMD FreeSync」なども用意されている

このほかにも本製品は、幅広い明暗差を表現できる「HDR」や、PCのGPUとディスプレイのリフレッシュレートを同期して、映像の乱れや遅延の発生を回避する「AMD FreeSync」などに対応しており、OSDで有効にすることができる。

テレワークから映画鑑賞まで幅広い用途にオススメ

21:9というアスペクト比を採用した34型液晶ディスプレイ、ProLite XUB3493WQSU。そのウルトラワイドな画面は、映画を臨場感たっぷりに楽しみたいという人だけでなく、没入感のある画面でゲームをプレイしたいゲーマーや、写真・映像編集の生産性を上げたいクリエイター、複数のウインドウを並べて作業効率をアップしたい在宅ワーカーなどにもオススメできる。

  • 作業効率を上げたい在宅ワーカーにもオススメなProLite XUB3493WQSU

特に、デュアルディスプレイを検討しているけれどケーブルの取り回しや電源の確保、設置場所などの問題でためらっているという人には、いい選択肢になりそうだ。価格も市場想定価格59,800円(税込)と手ごろで、一般的なディスプレイを2つそろえるよりもハードルが低い。テレワークを機に自宅のディスプレイ環境の見直しを検討しているという人に、注目してほしい製品だ。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
液晶ブランド iiyama
モデル名 ProLite XUB3493WQSU
サイズ 34型ウルトラワイド、ノングレア(3,440×1,440)
パネル方式 IPS方式
視野角 上下左右各89°(標準)
応答速度 GtoG 4ms(オーバードライブ適用時)
輝度 400cd/m2(標準)
コントラスト比 1000:1(標準)、80000000:1(ACR機能時)
スピーカー 5W×2
OS Windows 10 Home 64ビット
インタフェース HDMI×2、DisplayPort×1、USB-UP×1、
USB 3.0×2
本体サイズ W817.0×D230×H418.0~548.0mm
重量 約10.8kg
価格 オープン

価格・構成については、2021/4/16(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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