マウスコンピューターは2020年12月17日に、法人向けパソコンブランドのMouseProより、15.6型スタンダードノートPC「MousePro NB5シリーズ」を発売した。第10世代(Ice Lake)のIntel Coreプロセッサーを搭載しつつ、さまざまな周辺機器を接続できる新旧インタフェース、いまだ需要のある光学ドライブ、異なるオフィスのネットワーク環境に柔軟に対応する有線LAN・無線LAN機能と、法人用途に求められる高い汎用性を重視したモデルだ。今回マウスコンピューターより、Core i7を搭載した最上位モデルを借用したので、実機レビューをお届けしよう。
MousePro NB5シリーズには、Core i3-1005G1/メモリ 8GB/SSD 256GBを搭載する「MousePro-NB530F」79,800円(税別)、Core i5-1035G1/メモリ 8GB/SSD 256GBを搭載する「MousePro-NB530H」89,800円(税別)、Core i7-1065G7/メモリ 8GB/SSD 256GBを搭載する「MousePro-NB530Z」104,800円(税別)の3モデルがラインナップされている。また、それぞれにオフィスアプリ「Microsoft Office Home Business 2019」を標準で付属したセットモデルを、プラス25,000円で用意している。
マウスコンピューターのノートPCなので、もちろんカスタマイズ項目は豊富。OS(Windows 10 Home/Pro)、オフィスソフト(WPS Office/各種Office)、メモリ(8GB/16GB/32GB/64GB)、SSD(SATA接続256GB/512GB、M.2 PCI Express接続256GB/512GB/1TB/2TB、M.2 PCIe Gen3 x4接続256GB/512GB/1TB)、HDD(なし/1TB)、光学ドライブ(なし/DVDスーパーマルチドライブ/DVD-ROMドライブ/Blu-rayディスクドライブ)、無線LAN(なし/最大433Mbps対応11ac/最大1.73Gbps対応11ac/最大2.4Gbps対応11ax)などを細かくカスタマイズできる。
カスタマイズ項目で特に注目したいのが「LTE通信モジュール」15,000円(税別)。データ通信用SIMカード(MousePro NB5シリーズはmicroSIMカード)を装着すれば、ネットワーク環境のない外出先でもシームレスにインターネットを利用できる。
また本体と一緒に、外付けストレージ、外付け光学ドライブ、UPS(無停電電源装置)、ノートオプション(ショートタイプ電源コード、USB PD 65W対応AC充電器)、ノートPC用クーラー、キーボード、マウス、マウスパッド、スピーカー、ヘッドフォン、外付けWebカメラ、Windows Helloデバイス(顔認証カメラ)、ディスプレイ、プリンタ、ブロードバンドルーター、有線LANハブ、USBハブ、USBケーブル、各種アプリケーション、各種サポートなどなど、多くの周辺機器を購入できる。法人で購入する際に一つの稟議(りんぎ)で周辺機器もまとめて購入できるので、経理処理の負担が軽減されるはずだ。