ゲーミングPCでは、高性能CPUやグラフィックスカードの搭載は必須で、さらにそれらが長時間安定して動作することが重要となる。G-Tune HP-AおよびG-Tune HP-Zでは、その点も抜かりがない。

  • G-Tune HP-Aの内部

  • G-Tune HP-Zの内部

高負荷時に大きな発熱が予想されるCPUには、120mmファンを3基搭載する360mmの大型ラジエータ採用の水冷クーラーを装着。

  • ※写真はG-Tune HP-Aものだが、こちらについてはG-Tune HP-Zも同様

これによって、CPUの発熱も効率良く放熱でき、高負荷でも長時間安定して動作できるようになっている。

  • ちなみに、G-Tune HP-A(左列)、G-Tune HP-Z(右列)の両機種とも、カスタマイズでLED水冷とガラスサイドパネルを追加し、"ゲーミングPC感"を楽しむことも

  • 【試用機カスタマイズ詳細】
    3連LEDファン水冷CPUクーラー(背面LEDケースFan水冷CPUクーラー (360mm長大型ラジエーター&磁気浮上ベアリング採用 3連LEDファン) + 背面LEDケースFAN……12,000円
    【G-Tune】フルタワーケース ガラスサイドパネル 「G-Tuneノーマルエディション」 ライトスモーク強化ガラス仕様……6,800円

また、電源ユニットも安定動作に不可欠な要素だが、こちらも標準で出力800Wの80PLUS TITANIUM準拠電源を採用。高性能CPUやグラフィックスカードに安定して電力を供給できるのはもちろん、電力効率にも優れるため、消費電力の点でも有利となっている。

本体ケースは、G-TuneシリーズのハイエンドゲーミングPCで広く採用されているタワーケースだ。フロント部はダーククロム強化ガラスに、ヘアライン処理されたレッドが鮮やかなアルミパネルを採用。スタイリッシュなデザインが特徴的だ。

そして、デザイン性だけでなく、ゲーミングPCとして重要な内部の放熱性にも優れている。さらにサイドパネルは、プラス6,800円でダーククロム強化ガラスにカスタマイズすることで、水冷ファンのLEDの光を楽しむ事ができる。

ケース底面はほぼ全面がメッシュ構造で外部の空気を多く取り込み、水冷CPUクーラーを介してCPUの熱を右側面上方から、グラフィックスカードやストレージデバイス、電源ユニットなどの熱は後方から、それぞれケース外部に排出する空気の流れを実現。

また、ケーブル類を裏面配線とするなど、内部のエアフローを妨げるような障害物も極力排除されているため、熱を効率良く排出できるようになっている。

このほか、ケース左側面パネルは簡単に着脱可能となっており、内部メンテナンスも容易。加えて、左側面パネルはBTOで強化ガラスパネルも選択できるようになっている。そのため、ゲーミングPCらしく、光るパーツなどを利用した内部の装飾にも柔軟に対応可能だ。